2020年1月28日 (火)

VA「どんと20周年祭-2020 魂の成人式-」下北沢 CLUB Que

今日は下北沢 CLUB Queへ、「どんと20周年祭-2020 魂の成人式-」を観に行く。
2000年の今日、どんとがハワイで情報化してから早いものでもう20年が経つ。
自分にとってどんとは、とても大切で大きな存在。決して忘れることなんか無い。
「魂の成人式」と題された今夜のイベント、久しぶりに集まる“ボガンボローザ”も楽しみ。
15時に退社。どうしようかと思ったけど、雨が降っていたのでひとまず家に帰ってひと休み。
そして開場時間の18時15分に間に合うよう下北沢へ。18時15分とは変則的な開場時間。
予定通り開場して、整理番号49番で入場。ステージ正面の二列目をキープ。
のんびりと観ようと思っていたけど、何故かステージ前が空いていたのでそこは遠慮せず。
チケットはSOLDOUTということで、それほど広くないフロアはお客さんでギッシリ。
ステージ後方の壁にはどんとの写真。優しい笑顔でこちらを見つめている。

ほぼ予定通り、18時45分過ぎ開演。
まずは小嶋さちほがひとりステージに登場し、「どんとを20年間忘れないでいてくれてありがとう」と挨拶。
そして「どんとの唄は素晴らしいものばかりなので、若い世代に唄い継いで行って欲しい」と話す。
一番目に登場したのは“Gateballers”。ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル&ギターの四人編成のバンド。
ドラムは久富奈良・・・言うまでもないどんとの息子ナラ。ビックリするほど表情がどんとに似ている。
まずは「でっかいうちで」「夢の中」と、“BO GUMBOS”ナンバーを二曲続けて演奏。
けっこう凝った音造りで悪くはないのだけど、ヴォーカルにやはりどんとを求めてしまう。
続いてオリジナルを二曲。なんだかとても「優しい」感じ。これが今風なのかな? 物足りなさをちょっと感じた。

二番手は“ナツノムジナ”。こちらもドラム、ベース、ギター、ヴォーカル&ギターの四人編成のバンド。
そしてこちらもドラムは久富奈良。しばらく見ないと思ったら、頑張っているんだなナラくん。
オリジナル一曲と“BO GUMBOS”のカバー「誰もいない」。オリジナルはこちらも「優しい」感じ。
ギターに繋いであるエフェクターの数が半端無くて、そこから造られるサウンドは凄いなぁ~と思った。
一方の「誰もいない」はなかなかハードなタッチで良かった。後半へ行くに連れて、昇り詰めていく感じがして。
ここまでで既に50分が経過。セットチェンジにけっこう時間がかかり、これは長丁場になりそうな予感。

そして19時40分過ぎからラキタがステージに登場。Pすけのドラムをバックにアコースティックギターで弾き語り。
ラキタ、大人になったな・・・。オリジナルの「とうめいにんげん」を唄ってから、どんとのソロ「心の中の友だち」。
ギターはちょっとおぼつかないところがあったけど、唄はほんわかと浮遊した雰囲気でイイ感じ。
続いてベースの永井利充が加わり、トリオ編成となって「あたたかい方へ」。
永井さんのベースはやはりイイ! そして永井さん、背が高い! そんなことを思っているうちに終了。

続いて20時10分過ぎから“踊ってばかりの国”の演奏が始まる。
以前から名前はよく聞いていたバンド、ドラム、ベース、ギター×2、ヴォーカル&ギターの五人編成。
バンド名からすごくFunkyなノリを想像していたのだけれど、どちらかというとサイケデリックなサウンド。
ヴォーカルがちょっとイカれてる感じで、とってもイイ味出している。けっこう好きなタイプ。
どんと関連では“ROSA LUXEMBURG”の「橋の下」、“BO GUMBOS”の「トンネルぬけて」をカバー。
バンドの音に合うように上手くアレンジされた演奏。特に「トンネルぬけて」はダブっぽい解釈。
最後にオリジナル曲を演奏して、バンドとしてしっかり存在感を示していたところはさすが。

チホさんが再びステージに登場して、“ボガンボローザ”をステージに呼び込む。
Drums:岡地曙裕、Bass:永井利充、Keyboards:Dr.kyOn、Guitar:玉城宏志に加えて、Percussion:Pすけ。
やっぱりこの顔ぶれだよなぁ~ワクワクする。「めでたいね~よくぞキャッチしたね~」と永井さん。
まずは永井さんがヴォーカルをとって「ポケットの中」。いきなり涙が出そうになるほど楽しい。
「今日は20年という大き目のページだから、みんなと一緒にめくりたい。ペローーーーン!」という
永井さんの言葉に続いて、ラキタと永井さんが交互にヴォーカルをとって「ゆ~らゆら祭りの国へ」。
そして玉城さんがギターソロから「だけどジュリー」を唄う。この人のギターもFunkyでスゴイ。
続いて「ニカラグアの星」。このあたりはすっかり玉城さんの世界。思わず身体が動いてしまう。

ここでドラムが岡地さんからナラくんに替わり、kyOnがヴォーカルで「Zulu Rice Shop」。
今夜はなかなかシブめの選曲。だけどこの曲、kyOnのキーボードが異常にカッコいい。
「ここからは皆さんの力が必要です」と永井さんが言い、「振り向かないで~ハーイハーイ♪」と合唱。
「見返り不美人」だ。みんなで「ハーイハーイ♪」と手を振る。まるであの頃に戻ったかのよう。
そして“踊ってばかりの国”のヴォーカル:下津光史がヴォーカルをとって「絶体絶命」。
かなりぶっ飛んだ雰囲気だったけど、どんとに負けないヴォーカルを聴かせてくれた。
本編最後は永井さんヴォーカルで「あこがれの地へ」。これがものすごく良かった。
永井さんのどんとに対する思いが溢れていた。寂しいけど楽しく前に進んでいこうという思い。
泣きそうになりながらサビの部分を唄っていたら、永井さんがそっとマイクを向けてくれた。

アンコールの拍手は、途中からセカンドラインの手拍子に変わる。
セカンドラインの手拍子はBo DiddleyでもなくDr.Johnでもなく、“BO GUMBOS”から教わったんだよ。
今夜久しぶりにやったけど、みんなさすがに上手いよな~。すっかり昔に戻っている感じ。
チホさんがベースを手に取り、町田 康がステージに呼び込まれて「おめでとう」が始まる。
永井さんを中心にみんなで交互にヴォーカルをとり、町田 康は歌詞をリーディングする。
どんとの「魂の成人式」。「おめでとう」としか言いようがないじゃないか・・・「おめでとう」。
そして最後は「どんとマンボ」でフィナーレ。往年のファンの皆さんもステージに上がっての大団円。
「一番悲しい日を一番楽しい日に変えてくれた。新しい船出・・・乗組員の皆さんありがとう!」とチホさん。
シメは「ボガンボラップ」、徐々にテンポアップ。最後にみんなで記念写真を撮って22時30分ごろ終了。
ひょっとしたら どんと って、そもそもこの世に居なかったんじゃないか? そんな事を思った夜・・・。
次のページへ。ペローーーーーン♪

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2019年1月28日 (月)

SOUL of どんと

今日はどんとが情報化した日。
だから朝から晩まで、ずっとどんとの事を考える。
iPodからはボ・ガンボスとローザ・ルクセンブルク。
そして家に帰って、「HOT HOT GUMBO '92」を観る。京大西部講堂の映像。
今どんとが居て、今これが西部講堂であって、今の友達とみんなで見たら、どんなに楽しいだろうと妄想。
僕がこの世にいる限り、僕はどんとをナイスキャッチするよ。

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2017年12月 1日 (金)

玉響楽団「極楽音浴♨たまゆ~ら 下北沢編」下北沢 440(FOUR FORTY)

なんだかんだと日々を過ごしているうちに、今日から12月。いやぁ~早い!
今年もまた職場への舗道がイルミネーションで飾られて、街はすっかりクリスマスモード。
あっという間に今年も暮れていく。

今日は下北沢 440(FOUR FORTY)へ、「極楽音浴♨たまゆ~ら 下北沢編」を観に行く。
ドクロズと玉響楽団、7月の「HOT MOTTO GUMBO 2017」で初めて観て好きになったバンドの共演。
特にドクロズは東京で観られる機会は少ないので、これはなんとしても観ておかねば!という感じ。
開場時間の19時に間に合うように仕事を切り上げて、地下鉄を乗り継いで下北沢へ。
会場売りのチケットを持ったお客さんが15人ほど居て、イープラスチケットはその後に入場。
整理番号4番で期待していたのにちょっと肩すかし・・・。開き直って一段上のフロア最前列に座る。
視界を遮るモノが一切なく、ステージがバッチリと見渡せて、実はここがベストポジションかもしれない。
けっこう空席が目立つなぁ~と思っていたら、じわじわとお客さんがやって来て、開演時間には満席に。

予定より遅れて、19時40分過ぎに開演。まずは“ドクロズ”のステージ。
Drums:れお、Bass:オヤビン、Guitar:むうとん、Vocal&Guitar:アサコ、それぞれに個性的なメンバー。
バリバリに乗る感じでもなく、まったりと聴く感じでもなく、なんとも言えない独特なサウンド。
例えて言うなら、1980年代のインディーズ・・・いやむしろ「自主制作」って感じの音だな。
“少年ナイフ”とか“サボテン”とか、そんな空気を感じる。個人的に大好きなタイプ。
中盤でDr.kyOnがキーボードで加わり、和気あいあいという感じで演奏に華を添える。
55分ほどのステージ、とっても楽しいひとときであった。

セットチェンジをはさんで、22時55分過ぎから“玉響楽団”の演奏が始まる。
Drums:小関純匡、Bass:笠原直樹、Keyboards&Vocal:Dr.kyOn、Guitar&Vocal:玉城宏志、
Vocal:うつみようこ というメンバー。その筋の音楽が好きな私には、たまらなく豪華な顔ぶれ。
オープニングの「ぐるぐるワイン」から、強力なビートとキラキラしたサウンドに圧倒される。
どうしてもフロント3人に注目してしまいがちだけど、笠原さんのベースがものすごく良かった。
バッキングもソロもバランス良く弾きこなしているところが、「ザ・ベーシスト」という感じ。
ようこさんは曲間で「ここ喋らなくていいの?」と他のメンバーに確認しながら、
「ギャルバンやりたい!ドクロズみたいにわちゃわちゃ喋りたい」と自由気ままにトーク。
それでも曲が始まると強力なヴォーカルで、バッチリと決めてみせるところはさすが。

セットリストは、ファーストアルバム「玉響楽団 第壱巻 たまゆ~ら」の曲が中心。
“ROSA LUXEMBURG”のナンバー「かべ」は、ようこさんが「ばばあが叫んでる!」と
言いたいからという理由で選ばれているらしい。それはどんとも喜んでいることだろう。
「海の底から」では玉城さんのキラキラしたギターが炸裂。なんかホントに凄いと思った。
最後に「ドンとなぁ節」で激しいソロ合戦を繰り広げて、本編は終了。
アンコールは、“ドクロズ”のメンバーが加わって「魚ごっこ」をセッション。
想定通りの展開ではあるけれど、やっぱりこうでなくちゃねと思う。
むうとんがちょっとブリッ娘っぽい感じでポーズを決めまくっていたのが最高に良かった。
最後は客席にいた井垣宏章がステージに呼び込まれて「少女の夢」。
お客さんは座ったままだったけど、熱く熱く盛りあがって22時10分過ぎに終了。

せっかくだから下北沢で呑んでいこうと思ったのに、金曜日だからどこも混んでる。
仕方がないので「珉亭」へ行ってみたら、既に閉店していてビックリ&ガッカリ・・・。
けっきょく代々木八幡まで戻って、「天下一」で軽く打ち上げをして帰宅。

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2016年1月28日 (木)

どんとが情報化した日

今日はどんとが“情報化”した日。

この日になると毎年のように書いているけど、どんとのこと詳しくない人向けに解説。

どんとは生前、「人間は死ぬと情報化する」と言っていた。
肉体が滅びようとも、その人は情報化して生き続けるというのだ。
つまりこの文章を書いている私、そしてこの文章を読んでいる人達、
どんとのことを思うことで、それぞれの心の中にどんとは生き続けているのだ。

そんなことを思い出しつつ、今日は一日どんとのことを思いながら過ごした。

ところで、どんとが清志郎を好きなのは有名な話。
そのパフォーマンスにも、なんとなくその影響が見え隠れしているような気がする。
と言うより、気がしていた・・・という方が正しいかな?
このあたりは全く個人的なとらえ方だけど、清志郎とどんととは正反対なのかも?って思う。
清志郎は根底にBLUESがあるのに対して、どんとが奏でるのは完全なる“ハレ”の音楽。
もちろん清志郎にもぶっ飛んだ曲があるし、どんとにもBluesyな曲がある。
だけど今の私の中では、清志郎とどんとって両極の双璧を成しているような気がする。

清志郎もどんとを好きだったんじゃないかな? これも勝手な想像。
どんとが情報化したとき、「自分より年下のヤツが先に逝くなんてダメだ」って言ってた。
もちろん清志郎のことだから、「だって天国で偉そうな顔出来ないじゃん」という言葉が足されてたけど。

そんな清志郎とどんとが、私の中で直結したのは2006年の「どんと紅白」。
自分で書いた記録を見ると、1月27日に行われたのね。場所はどんととは因縁深いNHKホール。
どんとがプロになるきっかけをつかんだのもココだったし、ステージから落ちて骨折したのもココ。
そんな中で清志郎は、白組のトリで登場。司会の竹中直人から「北島三郎!」と紹介されたり。
清志郎が唄ったのは「孤独な詩人」。どんとが唄うオリジナルとは全く違うロッカバラード。
だから2階の客席で聴いていた私は、清志郎は今日のために新曲を書いてきてくれたんだ!と思った。
これがねぇ~、すごく良かった。清志郎は何十回と観ているけど、その中でも印象に残ってる。

てなわけで、私の中で情報化したどんと。(と、清志郎)
この曲を聴きながら。。。

https://www.youtube.com/watch?v=kR8IQFW7hU4

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2015年8月 5日 (水)

VA「サマーオブどんと2015」恵比寿LIQUIDROOM

8月5日はどんとの誕生日。
ということで今日は恵比寿LIQUIDROOMへ、「サマーオブどんと2015」を観に行く。
どんとがむこうの世界へ行ってしまってから、早いもので既に15年たつ。
「soul of どんと」「サマーオブどんと」といったイベントも行われなくなったけど、
どんとは情報化して、いつもいつも僕たちのそばにいてくれる。
そんな中、久しぶりにみんなが集まって、「サマーオブどんと」をやるという。
今日はけっこう忙しかったけど、なんとか仕事を17時半過ぎに切りあげて恵比寿へと向かう。
会場のLIQUIDROOMには18時45分ごろ到着。ちょっと久しぶりだな・・・。
フロアはほど良い感じで埋まっていて、スクリーンにはどんとの映像が映し出されている。

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「あこがれの地へ」を唄い終えたどんとが「次のステージへ行こうじゃありませんか!」と叫ぶと、
ステージをおおっていた幕があがって、いよいよイベントが始まる。
“黒猫チェルシー”のドラム、ベース、ギター、“フラワーカンパニーズ”の鈴木圭介、
Dr.kyOn、玉城宏志、そして永井利充がヴォーカルをとって「デリックさん物語」で開幕。
バンドはそのまま、鈴木圭介がヴォーカルで「さわるだけのおっぱい」「まったくいかしたやつらだぜ」。
ここでバンドのメンバーが、Drums:岡地曙裕、Bass:永井利充、Keyboards:Dr.kyOn、
Guitar:玉城宏志、Percussion:小関純匡、Drums:椎野恭一に入れ替わる。
うーん、やっぱりこのメンバーのほうがしっくりとくるかな。

これ以降はこのバンドをバックに、ヴォーカルが入れ替わりで進行していく。
中川 敬は「トンネル抜けて」「ポケットの中」、これはすっかり持ち歌と言っても過言ではない。
曽我部恵一は「ひなたぼっこ」「心の中の友だち」、けっこう珍しい選曲だけど似合ってる。
次に登場したTOSHI-LOWは、髪の毛をオレンジ色に染め、顔を緑色に塗って登場。
言うまでもなくどんとのコスプレだけど、これがかなりソックリで驚いた。
ギターを弾きながら「最後にひとつ」を唄うと、嵐のように去って行った。
それから赤い帽子が印象的な吉田省念が、「橋の下」をしみじみと唄う。
延原達治は「Hoochie Coochie Man」からの「Candy Candy Blues」、黒っぽいノリがカッコイイ。
佐藤タイジは「ダイナマイトに火をつけろ」、いきなりギターの弦が切れるハプニングにも負けず、
あいかわらずとっても熱い熱い演奏を聴かせてくれた。

ここでひとまずステージは暗転し、ステージ前方中央にアコースティックセットが組まれる。
“ましまろ”の三人が登場して、「ラッキンロール」「世界中にほゝえみを」「魚ごっこ」を演奏。
続いて小嶋さちほ。Sandii達が踊るフラをバックに、「波」をしっとりと弾き語る。
原田郁子とナラのユニットは、キーボードとドラムという異色の組み合わせ。
曲は「誰もいない」と「昔むかし」。原田郁子ならではの独特な浮遊感が心地良い。
それから急遽参加が決まったというハナレグミ。アフロヘアーになっていたのでビックリ。
「ゆ~らゆら祭りの国へ」と「見返り不美人」、この人は何を唄ってもしっくりくるな。

うつみようこが「泥んこ道を二人」、玉城宏志が「だけどジュリー」、Dr.kyOnが「メリーゴーランド」、
永井利充が「助けて!フラワーマン」、立て続けにゴキゲンなナンバーが繰り広げられていく。
だけどちょっとだけ違和感があったのは、KEYが微妙に違うこと・・・。
どんとの声はとっても高かったから、こればっかりは仕方がないのだけれど。
なんとなくこれで終わりの雰囲気かと思いきや、ステージはまだまだ続く。
ラキタが登場して「孤独な詩人」を弾き語り。やっぱりどことなくどんとに似ている。
そして“EGO-WRAPPIN'”の中納良恵が登場し、「夢の中」「あこがれの地へ」を唄う。
最後に出演者全員がステージに登場して、「どんとマンボ」で盛りあがってフィナーレ。
と思いきや、Candle JUNEがステージに白いキャンドルを運び込む。
コアなメンバーのみがステージに残って、「おめでとう」を演奏。
永井さんが「おめでとう~」と何度も叫んでいる様子が、とっても印象に残った。
気がつけば時間は23時、実に四時間にも及ぶ「サマーオブどんと2015」であった。

せっかくなので恵比寿で飲んでいきたいところだったけど、こんな時間になってしまったので断念。
山手線で帰ろうとしたら、渋谷で電車が止まってしまって焦ったけど、じきに動き出して良かった。
「日高屋」でちょっとだけ打ち上げしてから帰宅。

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2013年10月 4日 (金)

ひとりどんと祭り

金曜日だというのに、今日も20時過ぎまで残業。
あいかわらず体調はいまいちだけど、「鳥八」を覘いたら空いてたので寄り道。
寒くなってきたので、日本酒の熱燗を注文。もうすぐ冬がやって来るな。。。
23時ごろまで満喫して帰宅。

夜中、久しぶりにボガンボ「宇宙サウンド」を観る。
1989年のどんと、まだ27歳なのか・・・。そういう俺も、当時はまだそのちょっと下の年齢。
いつしか時は流れ、どんとは情報化してしまって、俺はどんとの年齢を軽々と追い越してしまった。。。
そんな気持ちの中、映像の中でどんとは唄い踊る。
「Walkin' to New Orleans」は自分的にいまいちなので、「ホットホットガンボ代々木」へ。
これは観に行ったなー。ボガンボのライブは、入場順がどうとか席の位置がどうとか関係なく、
とにかくその場にいられることが楽しかった。
次は「ホットホットガンボ下田」。砂浜で演奏するボガンボ、なんだかとっても贅沢な光景。
サンサンと照らす太陽の下から、次第にあたりは闇に包まれていく。
何かにとりつかれたかのように唄い踊るどんと・・・ ライトに照らされ異様なほど輝いている。
うっすらとあたりが明るくなるころ、今夜のひとりどんと祭りは終了。

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2011年9月 3日 (土)

ボガンボローザ「ボガンボローザ ミュージックショウ2011 ~計画放電の日~」下北沢CLUB 251

今日は下北沢CLUB 251へ、「ボガンボローザ ミュージックショウ2011 ~計画放電の日~」を観に行く。
「日本国中多くの人が計画なんかされなくても自分なりに節電し、間接的にでも被災地を応援しています。
でも多くの祭りがそうであるように、一年に一度ぐらいは大いに羽目を外したいものです。
そこで9月3日を「計画放電の日」とし、大音量ロックンロールLiveで電気を消費したいと考えました。
「計画停電」は死語になったのか復活するのか分かりませんが、
この日は「計画放電」して、自粛停滞ムードの日本をちょっと明るくしましょう!」
という趣旨のもとで行われる、ちょっと久しぶりとなる“ボガンボローザ”のライブ。
チケットの整理番号が1番ということで、開場時間18時にあわせて張り切って出かける。
ところがプレイガイド以外で販売されたチケットを持っている人が先の入場ということで、
けっきょく30番目ぐらいの入場になってしまった。
でもフロア内に入ってみるとまだまだ余裕だったので、ステージ向かって右の壁際に陣取る。
お客さんの入りがあまり良くなくて心配したけど、開演時間にはそれなりに埋まっていたのでひと安心。

予定より遅れて、18時40分ごろ開演。
まずは“マチルダロドリゲス”の演奏からスタート。
Vocal&Guitar:玉城宏志、Bass:笠原直樹、Drums:小関純匡のトリオ編成。
聴いたことがない曲ばかりだったけど、どこか“ローザ”っぽい雰囲気を感じた。
そう言うと本人は怒るのかしら? でもこういう感じが好きなのだからイイよね。
15分ほどで終了して、続いて登場したのは山川のりを。
バックを務めるのは、Bass:笠原直樹、Drums:岡地曙裕。
ストレートなRockが心地よい。こういう曲も叩きこなしてしまう岡地さんはやっぱりスゴイ。
山川のりをと言えば「お弁当箱」・・・ この唄を聴くと、なんとも言えない穏やかな気持ちになる。
こちらもあっという間に終了し、次はうつみようこのステージ。
Drums:小関純匡と二人だけのユニットで、“メスカリンドライブ”やJanis Joplinのナンバーを演奏。
“ピンク・レディー”の「UFO」まで飛び出したりして、音楽的キャパの広さを感じた。
そして登場したのは、Dr.kyOnと玉城宏志から成る“kyOnタマブクロ”というユニット。
アコースティックギターとアコーディオンとで、いろいろな曲を弾き語り。
途中から“ポカスカジャン”の大久保ノブオが加わって、“ローザ”の「かべ」等を演奏。

ここまでが第一部、既に1時間半ぐらい経過している。今日は長丁場になりそうな予感・・・。
第二部ということで、大久保ノブオの進行でチャリティーオークションが始まる。
ガリガリ君グッズを始め、山川のりをTシャツ、岡地さんの使用済Tシャツ、
“BO GUMBOS”ファンクラブ会報、“ローザ・ルクセンブルグ”のソノシート等が次々に落札される。
そして始まったのは、“ボガンボローザ”をバックにしたのど自慢大会。
Drums:岡地曙裕、Drums:小関純匡、Bass:笠原直樹、Guitar&Keyboards:Dr.kyOn、
Guitar:玉城宏志、Chorus:うつみようこ の演奏をバックに唄うってスゴイ体験だよなー。
でもみんなとっても上手で、ほとんど通常のライブのように盛り上がる。
「FLOWERS」「ひなたぼっこ」「カーニバル」「助けて!フラワーマン」と、選曲もなかなかイカしてた。

そしていよいよ第三部、“ボガンボローザ”のステージが始まる。
いきなり「ダイナマイトに火をつけろ」から始まり、フロアは一気に踊りの渦と化す。
「ボガンボでもなくローザでもない」うつみようこが、主にヴォーカルをとって演奏は進んでいく。
演奏はボガンボ⇒ローザ⇒ボガンボという流れで、かなりベストな選曲。
NewOrleansあり、Rock'n'Rollあり、Danceナンバーあり、バラードあり・・・。
ステージ上のミュージシャンとフロアのお客さんとが一体になって、ライブが盛り上がっていく。
なんとも言えないこの幸福感は、“ボガンボローザ”でしか味わえない感覚だな。
最後は「あこがれの地へ」。ちょっぴり切ない気持のまま、アンコールへと突入。
アンコールは、「ボガンボローザのテーマ」に続いて「目が覚めた」。
そして最後は「少女の夢」。ひとつ大きなコトをやり切ったような爽快感!
思い残すことは何ひとつなく、22時20分過ぎにライブは終了。

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2010年8月15日 (日)

VA「soul of どんと 2010 ~復活! 10周年 SPECIAL!~」日比谷野外大音楽堂

今日は日比谷野外大音楽堂へ、「soul of どんと 2010 ~復活! 10周年 SPECIAL!~」を観に行く。
2000年に、どんとが天へと旅立って今年で10年。早いと言えば早いものだ。。。
そして2003年から「soul of どんと」が始まり、毎年どんとを想いながらどんとの残した歌を唄ってきた。
去年はハワイでの法要のためお休みだったけど、今年はどんとが大好きな野音で復活!
最高気温36度という猛暑の中だけど、今日ばかりは思いっきり楽しむしかナイ。
そんなわけで、開演時間17時の20分ほど前に会場に到着。
屋台でさっそくビールを買って、自分の席へと向かう。今日の席は、Bブロック4列57番。
ステージほぼ正面のかなり前方、ちょうどスロープになるあたりなので観やすい。

ステージ左右には、「どんと紅白」のときにもかかっていた紅白の衣装を着たどんとの肖像画。
そしてステージ中央のスクリーンには、どんとの映像が映し出される。
そう、「soul of どんと」のオープニングは、どんとにしか務まらないよね。
懐かしい映像に心を躍らせながら、どんとの世界にどっぷりとのめり込んでいく。
17時を10分ほどまわり、どんとが「あこがれの地へ」を唄い終わると、小嶋さちほがステージへ。
10周年にあたっての挨拶に続いて、バンドがステージに登場してスタンバイ。
Dr.kyOn(Keyboards&Guitar)、永井利充(Bass)、岡地曙裕(Drums)、玉城宏志(Guitar)、
小関純匡(Drums)、佐橋佳幸(Guitar)、うつみようこ(Chorus)というお馴染みのメンツ。
メンバー紹介をしてから、まずは永井さんヴォーカルで「FLOWERS」。
永井さんが唄うどんとナンバーも、“BO GUMBO3”ですっかり定着した感があるな。

それからはゲストが次々に登場して、どんとの曲を入れ替わり立ち替わり披露していく。
最初に登場したのは佐藤タイジ。どんと関係のイベントでは、もうすっかりお馴染み。
のっけからハードでディープな雰囲気で、「夜のドライブ」をぶちかましてくれた。
続いて登場したのはLeyona。あいかわらずナチュラルな雰囲気がイイ。
「助けて!フラワーマン」をノリノリで唄い踊って、いきなり場内は大盛り上がり。
次の湯川潮音は初めて観るアーティストだけど、名前はけっこうよく聞くような気がする。
「Sleepin'」を唄うも、KEYがいまいち合っていないのか、なんだか不完全燃焼。
そしてここで、ラキタがステージに。言うまでもなく、どんとの息子である。
20歳になったラキタが、「soul of どんと」でどんとの曲「橋の下」を唄う。
ルックスはもちろんだけど、声の感じとか唄い方とか親父ゆずりって感じだな。

続いて浜崎貴司。あいかわらず怪しげでソウルフルなルックスで、会場の空気を一気にもっていく。
スカパラホーンズが加わってより強力になったバンドをバックに、「絶対絶命」をシャウトする。
次に登場したのは、松たか子。どういうつながりで出演することになったのかはわからないけど、
「来ちゃった~!」との挨拶が彼女らしくてなんとも言えず良かった。
懐かしの“ぐるぐるレイン棒”を手に、「魚ごっこ」を唄う姿はけっこうハマってた。
“EGO-WRAPPIN'”の中納良恵は、ド派手な衣装を着てステージに登場。
Funkyなナンバーをぶちかましてくれるのかと思いきや、「ゆ~らゆら祭りの国へ」を唄う。
この人も初めて観たけど、伸びのあるソウルフルなヴォーカルがよかった。
次に曽我部恵一が登場して、どんとのソロアルバムから「心の中の友だち」を唄う。
この人の良さがどうしてもわからない私は、この時間を利用して会場内をちょっと散策。

ここでバンドはひとまず退場して、スクリーンには波の映像が映し出される。
お互いに手を取り合って、SANDIIと小嶋さちほがステージに登場。
さちほの弾くライアーの音色にあわせて、SANDIIが「波」のフラを踊る。
スクリーンに映し出される波、日比谷公園のうっそうとした緑の樹木、
絶え間なく鳴いている蝉の声、美しく幻想的なフラ、なんだかとっても不思議なひととき。
このときばかりは、何故だか涼しい風がそよいでいたような気がする。
さちほがしばらく話をしたあと、“クラムボン”の原田郁子がステージに呼び込まれる。
Pすけのドラムをバックに、どんとのソロアルバムから「昔むかし」をエレピで弾き語る。
どんとの曲を大幅にアレンジして、完全に自分のモノにしてしまっているのがスゴい。
宮沢和史はkyOnのアコーディオンをバックに、「ひなたぼっこ」をギターで弾き語り。
いつも思うけどミヤは唄がうますぎて、ある意味どんとを超えてしまっている印象。
続いて登場した岸田 繁は、ラキタとふたりで「トンネルぬけて」を演奏。
この曲をオリジナルアレンジで聴くのは久しぶりな気がするけど、やっぱりこれがイイ。
このあたりでだんだんと暗くなってきて、ステージが照明で輝き出してくる。

バンドが再びステージに登場して、うつみようこが「在中国的少年」を唄う。
「なんでこの曲やねん!」と言いつつも、いつもながらにパワフルな唄声。
うつみようこは今日が45歳の誕生日ということで、みんなでお祝い。
そして「虹のまりちゃん」のイントロが始まり、ユースケ・サンタマリアが登場。
いつもながらに適当な思いつきのトークを繰り広げているうちに、
「入り方がわからなくなってしまった」と言って「虹のまりちゃん」は見送り。
そして始まったのは「さいあいあい」。意外なほどの熱演で、場内は大盛り上がり。
ユースケの唄はナマでは初めて聴くけど、けっこうイイ感じだったりするのね。
続いてハナレグミが登場し、「夢の中」を熱唱。このあたりはすっかり定番という感じ。
そしてNOKKOがステージへ。先日復活したのは知っていたけど、ナマで観る日が来るとは・・・。
少しふくよかになっていたけど、パワフルなヴォーカルはあいかわらず。
NOKKOが唄うのはもちろん「最後にひとつ」。そしていっしょに唄うのはラキタ。
遥か遠い時空を超えて、過去と現在とをひとつの唄がつないでいる。

ここでペットボトルの水を振りまきながら、いつもの感じで泉谷しげるが登場。
独特のダミ声で「あこがれの地へ」を唄う。途中でステージをおりて客席で唄いまくるも、
「わりとちゃんとしてました」とコメントされていたのが可笑しかった。
そうコメントしたのは、次に登場した奥田民生。この人もあいかわらずの自然体。
レスポールを弾きまくりながら、「もしもし! OK!!」を熱唱する。
続いて登場したのはYO-KING。曲は「ダイナマイトに火をつけろ」。
すでに暑くて汗だくなんだけれども、こればかりは盛り上がらずにはいられない。
そしてkyOnが、「続きまして、この人をお呼びしました~ 忌野清志郎!」と叫ぶと、
スクリーンには「どんと紅白」に出演したときの清志郎の映像が。。。
「孤独な詩人」を熱唱する清志郎の姿に、思わず胸がグッと熱くなる。
マントショーや布団ショーに沸く様子を観ていると、まるでそこで唄っているようだ。
「星になったのさー 星になったのさー♪」
このときはどんとに向けられていた歌詞が、今では清志郎のことをも唄っている。
涙でにじむ清志郎の姿を追いながら、なんだか不思議な感覚を覚えていた。

いつのまにかステージ中央にはマイクスタンドが3本並べられている。
YO-KINGとハナレグミと中納良恵とが再び登場して、「カーニバル」を唄う。
“BO GUMBOS”が現役のときにはそれほど好きでなかったこの曲も、
今となってはとっても大きな意味を持つ曲のように思える。
どんと自らがどんとの死の瞬間を唄ったような歌詞、
そんな出来事を乗り越えて、いままた再び終わらないカーニバル・・・。
あれこれ想いを巡らせているうちに、ステージには今日の出演者が総登場。
どんとの次男ナラがドラムを叩き、延原達治がヴォーカルで「どんとマンボ」。
ステージ上も客席も、全員が踊りまくり唄いまくる。
どんとが造ってくれた素晴らしいひととき、素晴らしい空間、素晴らしい魂。
「おめでとう」としか言いようがない・・・ということで、「おめでとう」が流れてイベントは終了。
時間は20時30分過ぎ、「虹を見たかい?」が流れる中、会場をあとにした。

【出演者】
小嶋さちほ、佐藤タイジ(THEATRE BROOK)、Leyona、湯川潮音、浜崎貴司、松たか子、
中納良恵(EGO-WRAPPIN')、曽我部恵一、SANDII、原田郁子(クラムボン)、宮沢和史、
岸田 繁(くるり)、ユースケ・サンタマリア、ハナレグミ、NOKKO、泉谷しげる、奥田民生、
YO-KING、忌野清志郎、延原達治(THE PRIVATES)、
<NARGO(Trumpet)、北原雅彦(Trombone)、
GAMO(Tenor Sax)、谷中敦(Baritone Sax)>(スカパラホーンズ)

BAND are
Dr.kyOn(Keyboards&Guitar)、永井利充(Bass)、岡地曙裕(Drums)、玉城宏志(Guitar)、
小関純匡(Drums)、佐橋佳幸(Guitar)、ラキタ(Guitar)、うつみようこ(Chorus)

【セットリスト】
M01. FLOWERS [永井利充]
M02. 夜のドライブ [佐藤タイジ]
M03. 助けて!フラワーマン [Leyona]
M04. Sleepin' [湯川潮音]
M05. 橋の下 [ラキタ]
M06. 絶対絶命 [浜崎貴司]
M07. 魚ごっこ [松たか子]
M08. ゆ~らゆら祭りの国へ [中納良恵]
M09. 心の中の友だち [曽我部恵一]
M10. 波 [SANDII+小嶋さちほ]
M11. 昔むかし [原田郁子+Pすけ]
M12. ひなたぼっこ [宮沢和史+Dr.kyOn]
M13. トンネルぬけて [岸田 繁+ラキタ]
M14. 在中国的少年 [うつみようこ]
M15. 虹のまりちゃん~さいあいあい [ユースケ・サンタマリア]
M16. 夢の中 [ハナレグミ]
M17. 最後にひとつ [NOKKO]
M18. あこがれの地へ [泉谷しげる]
M19. もしもし! OK!! [奥田民生]
M20. ダイナマイトに火をつけろ [YO-KING]
M21. 孤独な詩人 [忌野清志郎]
M22. カーニバル [YO-KING+ハナレグミ+中納良恵]
M23. どんとマンボ [延原達治+ナラ+出演者全員]

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2010年8月 5日 (木)

SOUL of どんと

今日はどんとの誕生日。
生きていれば何回目・・・なんてコトは言いっこナシで、
どんとが生まれ、そんなどんとに出会えたことを祝いたい。
だからなのかわからないけど、昨夜は夢にどんとと永井さんが出てきた。
ちょっと不思議な夢だったけど、久しぶりの対面が嬉しかった。
なんだかミラクル。。。

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2010年7月 2日 (金)

BO GUMBO3 「ULTRAVELIN' GUMBO SOUP 2010」 高円寺 LIVE MUSIC JIROKICHI

今日は高円寺JIROKICHIへ、BO GUMBO3「ULTRAVELIN' GUMBO SOUP 2010」を観に行く。
昨日今日の2days最終日、チケットは持っていないけどとりあえず会場へ。
開演時間19時30分の10分ほど前に会場に到着。当日券ですんなり入場。
あまり広くないフロアの椅子席はすでに満員、ステージ向かって右後方に立つ。
JIROKICHIは久しぶりに来たけど、こんなに狭かったっけ? ステージがすぐそこだ。
開演が近づくにつれて、立見席もほどよくいっぱいになっていく。

予定より少し遅れて、19時40分ごろ開演。
岡地さん、kyOn、永井さん、いつもながらのたたずまい・・・でもちょっとシブ味が増したかな?
ステージが機材でいっぱいなので、kyOnは一度ステージを降りて客席を通ってスタンバイ。
永井さんのストロベリーでナイスキャッチな挨拶から、「FLOWERS」で演奏はスタート。
三人がかもし出すこのGroove感、身体の底から反応してしまうのが不思議だ。
序盤は「目が覚めた」「君の家は変な家だなあ」とシブめの曲を連発したあと、
「Candy Candy Blues」「絶体絶命」とBluesyでRockin'な曲が続く。
それからkyOnのCrazy Fingerで「ゆ~らゆら祭りの国へ」「魚ごっこ」を演奏。
ステージ上の天井の梁が、永井さんの身長ギリギリなのが笑える。

「二部の前説として」ということで、ここで永井さんのソロコーナー。
シーケンサーをバックに、オリジナルナンバーを数曲唄う。
kyOnは客席に降りて、お客さんといっしょに永井さんの唄を聴いている。
再び岡地さんとkyOnがステージにあがり、第二部がスタート。
「荒くれ男のひとりごと」から始まり、kyOnが初めて唄うという「どたあけ」、
「からっぽ列車」「STAR CHILDREN」とちょっと珍しいナンバーが続く。
それでも最後は、「デリックさん物語」「見返り不美人」とお馴染みの曲でしめる。
「ボガンボラップ」で、ひとまず演奏は終了。

アンコール、kyOnはそのままステージに残り、お客さんといっしょにボガンボの手拍子。
ほどなくして岡地さんと永井さんもステージに戻ってきて、アンコールの演奏が始まる。
ちょっとアコースティックな雰囲気で、「泥んこ道を二人」を演奏。
この曲はひさしぶりに聴くような気がする。“BO GUMBOS”といえばやっぱりこの曲だな。
みんな思い思いに身体を動かし、純粋に音を楽しんでいる感じがとってもイイ。
やっぱり私にとってのGrooveは、この三人の演奏が一番しっくりくるんだよな。
そして最後は「あこがれの地へ」。この曲を聴くと、どうしても熱いものが胸にこみあげてくる。
大きな声で唄い踊りながらも、我慢できずに涙があふれてしまった。
そんな感じで21時40分、約2時間に渡るライブが終了。
正直どうするかちょっと迷ったんだけど、やっぱり来て良かった。。。
心からそう思えるライブってそうそうないけど、今夜は特別なライブだった。

まだけっこう早い時間だし、せっかく高円寺に来たのだからどこかに寄っていこうとあたりを散策。
だけどいまいちピンとくる店がなく、しばらくあたりをブラブラ。。。
仕方がないので千歳烏山まで戻って、「なんで・や」に行くことにした。
串揚げを食べながら、ビールとホッピーを楽しむ。
金曜日だからかけっこう混んでいたんだけど、いろんな人がいて面白かった。
1時間ほど堪能して、電車で帰宅。

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