フィギュアスケート「ソチ五輪:女子フリースケーティング」
昨夜はけっきょく寝たのは5時ごろ。
いったん寝る作戦が功を奏したのか、思ったほど眠くはない。
仕事は若干余裕が出てきたけど、予定よりも遅くなり19時半過ぎまで残業。
珍しくオペラシティへ寄り道して、「さぼてん」で夕食をとる。
家に帰ってしばらくのんびりしたあと、23時過ぎにベッドに入る。
1時10分過ぎに起床。
テレビをつけると、第2グループの演技が始まったところ。
予定どおり1時25分から、村上佳奈子の演技が始まる。
佳奈子ちゃんは若干のミスがあったものの、なかなかイイ感じの演技。
115.38点を叩き出し、SP・FSの合計170.98点となって暫定1位。
そして第2グループの最後に登場したのが浅田真央。
昨日の悪夢のような出来事を乗り越え、今日はどんな演技を見せてくれるのか?
結果、もうこれ以上はないと言うぐらいのパーフェクトな演技。
トリプルアクセル、トリプルフリップ-トリプルループ、トリプルルッツ、
ダブルアクセル-トリプルトゥループ、トリプルサルコウ、
トリプルフリップ-ダブルループ-ダブルループ、トリプルループ、
6種類8つのトリプルジャンプ、真央ちゃん念願の“エイト・トリプル”を見事に決めてみせる。
加えてキレッキレの華麗なステップ、美しく滑らかなスピン、浅田真央集大成の自己ベスト142.71点。
もう感動の涙が止まらない・・・。twitterのタイムラインも、ものすごい盛りあがりを見せる。
この8年いろいろなことがあったけど、今の真央ちゃんにしかできないスケーティングだった。
素晴らしいです。ありがとう、真央ちゃん!
この時点で真央ちゃんは合計198.22点となって暫定1位。
ひょっとしてメダルも?なんて思っちゃったけど、さすがにそこまで甘くはない・・・。
第3グループの演技が始まり、15番滑走は鈴木明子。
アッコちゃん、いつもながらに心があったかくなるスケーティングだった。
こちらも集大成と言っていい演技。得点は125.35点だったけど、素晴らしかった。
長期欠場からめざましい活躍を遂げていったあなたの姿を忘れないよ。
そしていよいよ最終第4グループの演技が始まる。
ユリア・リプニツカヤ、カロリーナ・コストナー、アデリナ・ソトニコワ、グレイシー・ゴールド、
アシュリー・ワグナー、キム・ヨナ・・・ 誰が優勝してもおかしくない強豪ぞろい。
みんなほとんどノーミスで、ものすごくハイレベルな戦いとなった。
いつもは大味な感じがするコストナーが、ショートに続いて素晴らしい演技。
ひょっとして金いけるか?と思ったけど、ソトニコワが更にそれを超える滑り。
最終滑走のキム・ヨナを抑えて、ソトニコワが見事に金メダルに輝いた。
1位 アデリナ・ソトニコワ(ロシア) 224.59(74.64、149.95)
2位 キム・ヨナ(韓国) 219.11(74.92、144.19)
3位 カロリーナ・コストナー(イタリア) 216.73(74.12、142.61)
4位 グレイシー・ゴールド(米国) 205.53(68.63、136.90)
5位 ユリア・リプニツカヤ(ロシア) 200.57(65.23、135.34)
6位 浅田真央(日本) 198.22(55.51、142.71)
7位 アシュリー・ワグナー(米国) 193.20(65.21、127.99)
8位 鈴木明子(日本) 186.32(60.97、125.35)
午前4時、こうして華麗なる熱き戦いの幕は閉じた。
そして私もようやく安心して眠りについた。
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