2025年6月14日 (土)

村越弘明「村越弘明 TOUR 2025 庭師のシャッフル」KT Zepp Yokohama

今日はKT Zepp Yokohamaへ、「村越弘明 TOUR 2025 庭師のシャッフル」を観に行く。
このところ“The Street Sliders”や“Joy-Pops”での活動が続いていたHARRY。
それはそれで嬉しいのだけど、ここらでソロも観てみたい!という願いが叶った今回のツアー。
5月9日の福岡から始まって9月5日の豊洲まで全10公演。チケットは激戦だったけど、なんとか3公演を確保。
というわけで個人的には2019年以来のソロライブ。ちょっと大きめの会場だけど楽しむしかない。
雨模様の中、会場最寄りのみなとみらい駅に着いたのは17時半ごろ。しばらく時間調整。
そして18時10分ごろ会場入り。今日の席は2階L列41番、2階の最後列・・・この会場でステージから一番遠い。
だけど満員の客席を見るにつけ、今ここに居られるだけでもラッキーだなぁ~と実感。

ほぼ予定通り18時30分ごろ開演。
ステージ上空には3つのシャンデリア、ステージバックには赤い重厚なカーテン。
そしてステージ中央にマイクスタンドと、エレキ用とアコギ用のアンプが1台づつ。
帽子をかぶりコートを羽織って、HARRYがステージに登場。独特の緊張感が漂う。
いつものように「HELLO!」と叫んだあと、「Still Crazy」からライブが始まる。
客席から飛ぶ声援に反応しながら、「唄とギターのHARRYです」と自己紹介。
HARRYは言葉少なに曲を紹介して、エレキとアコギを持ち替えながら次々に演奏していく。
圧倒的な唄声、そしてギター。変に隙間を埋めようとしない、音の途切れ目やノイズでさえHARRYの音。
2階の最後列のこの席まで、HARRYの思いがビシビシと伝わってくる。ステージとの距離を全く感じさせない。

ソロ曲が中心のセットリスト。そうだよ!これが観たかったんだ。東京 三多摩のブルース。
1階席は最初から総立ちのようだったけど、2階席は座ってじっくり聴くスタイル。それがまた良かった。
「そろそろちょっとアップなヤツをやろうかな?」とHARRYが言い、「MORE TOUGH」を唄い出したところで
私は立ちあがってその音に身を任せる。最後列はこういう自由があるのでイイ。会場の全てが見える。
HARRYのテーマソングだと言う「放蕩息子」に続いて、スライダーズのナンバーから「Pace Maker」。
客席からの声援に、「自由な発言が出るってのはイイよな。楽しんでる証拠。イイじゃん!」とHARRYは上機嫌。
最後もスライダーズの「Easy Come, Easy Go」。2階席も総立ちになって、大盛りあがりのうちに終了。

ちょっと長めのアンコールのあと、HARRYが再びステージに登場。
「俺が書いた曲じゃないけどいい曲なんで、昔からライブでやっていた曲」という紹介で「Baby It's You」。
“The Beatles”もカバーしたリズム&ブルースの名曲。HARRYの唄声で聴くとまた違った味わい。
最後の曲は「You Gatta Move」。HARRYはボトルネックバーを駆使して、スライドギターを聴かせる。
「横浜! 2階! 一番後ろ!」というHARRYに思わず興奮。お客さんの事を見ていてくれているんだな。
「また逢おうぜ! THANK YOU!」と言い残し、サティの「ジムノペディ」が流れる中、20時15分に終演。

会場の外へ出るとものすごい雨・・・。だから一目散にみなとみらい駅へと急ぐ。
渋谷駅まで先に到着するというので、20時52分発の急行を待つ。
この時間は空いているかな?と思ったら、横浜スタジアムでコンサートがあったらしく激コミ。
満員の電車に揺られて、21時半過ぎに代々木公園駅に到着。雨は小降りになっている。
「麺屋アシタマ」を覘いたら珍しく空いていたので、そのまま吸い込まれて打ち上げに突入。
生ビールと酎ハイが旨い。最高のライブを観たあとは、決まって最高の酒が呑める。
シメに辛麺を食べるか?まぜそばを食べるか?で迷ったけど、いつも通りにカレー辛麺を選択。
やっぱり最高のシメ! いい一日だった・・・。23時ごろおひらきにして帰宅。

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2025年6月 7日 (土)

松田聖子「45th Anniversary SEIKO MATSUDA Concert Tour 2025 Sing! Sing! Sing!」さいたまスーパーアリーナ

今日はさいたまスーパーアリーナへ、松田聖子「45th Anniversary SEIKO MATSUDA Concert Tour 2025
Sing! Sing! Sing!」を観に行く。聖子の夏コン、今年は記念すべきデビュー45周年ツアー。
ツアー初日ということで早めに家を出たのに、なかなか電車が来なくていきなり20分遅れ。
それでも14時前には会場に到着。さっそくグッズ販売の列に並んだけど、ものすごい行列。
なんだか年々長くなっているような気がする・・・この列の長さは過去最長かもしれない。
売り場に入れたのは15時20分ごろ。いやぁ~よく並んだ。お目当てのモノを無事に購入。
しばらく会場周辺をブラブラしたあと、15時45分ごろ会場入り。入場はスムーズ。
今日の席はプレミアムシート アリーナ PR-5 144番。1列が12席なので、前から12列目。
ステージ上手寄りの位置ではあるけれど、花道が近くに見えてドキドキのポジション。
客席は500レベルまでお客さんでギッシリ。この位置から観ると壮観。

開演予定時間の16時を5分ほど過ぎた頃、「セイコ!チャチャチャ!」コールが沸き起こる。
16時15分ごろフロアが暗転してレーザー光線が行き交う中、ステージを覆っている幕に
「45th Anniversary SEIKO MATSUDA Concert Tour 2025 Sing! Sing! Sing!」の文字が映し出される。
そして幕があがると、ステージ中央のお立ち台に白い衣装を着た聖子ちゃん。キラキラと輝いている。
「青い珊瑚礁」から始まって「渚のバルコニー」「秘密の花園」「天国のキッス」と、まるでコンサート終盤みたい。
さすが45周年記念ツアー、序盤から攻めた選曲。ステージサイドの花道で唄う聖子ちゃんの美しさにドキドキ。
ブリッジをはさんで、黒のトップスと柄のスカートに着替えた聖子ちゃんがドラムを叩きながら「時間の国のアリス」。
次の「ピンクのモーツァルト」では、シンセドラムのようなパーカッションを叩いて曲にアクセントをつける。
ギタリスト二人によるパフォーマンスに続いて、黒いテレキャスを弾きながら「チェリーブラッサム」。

バンドだけの演奏をはさんで、淡いブルーの衣装に着替えた聖子ちゃんが「Shapes Of Happiness」を唄う。
いつもならここはスローなバラードを唄うところだけど、4月に発売されたばかりの新曲を入れてくるとは。
そして「みなさんこんにちは~ みんな元気~?といういつもの挨拶。聖子ちゃんのコンサートだなという気分になる。
「今日は45周年ツアーの初日。みなさんの思い出に残るコンサートにしたいと思います」と聖子ちゃん。
早くもアコースティック・コーナーに突入して、バンドメンバーがステージ中央にスタンバイ。
今回は6月4日に発売されたベストアルバムからの選曲という事で、まずはセルフカバー「愛されたいの」。
続いて「Eighteen」。曲の途中でバンドメンバー紹介。Drums:伊藤“ショボン”太一、Bass:須藤 満、
Keyboards:野崎洋一、Guitar:佐々木秀尚、Guitar:坪井 寛、Sax:竹上良成。すっかりお馴染みのメンツ。
そして「本当に悲しい歌ですね。この曲を頂いた時は胸がいっぱいになりました」と言って「Star」。
続いて「みなさんがどう思われようとこの曲を唄いたい」といういつものフリから「SWEET MEMORIES」。

これでアコースティックコーナーは終了になったけど、当然のようにアンコールの拍手が沸き起こる。
そして客席からリクエストのプラカードが挙がり、このところ定番となっているリクエスト・コーナーに突入。
聖子ちゃんはステージ上手から下手へ、プラカードを読み上げながら移動してアカペラで唄っていく。
今回は「その曲はここでやらなくても大丈夫」「去年やったね」「いい歌です」とスルーされる事が多かったけど、
それでも「愛の神話」「雨のリゾート」「黄色いカーディガン」「密林少女」「いそしぎの島」「マイアミ午前5時」
「冬の妖精」「Canary」「Kimono Beat」「水色の朝」「P・R・E・S・E・N・T」「小さなラブソング」「旅立ちはフリージア」
「You and Me and Time」・・・ いつもながら聖子ちゃんの記憶力と歌唱力には驚かされる。
そしてバンドをバックに「RAINBOW〜六月生まれ」「TRUE LOVE〜そっとくちづけて」「Romance」。
バンドメンバーとトークを繰り広げているうちに、聖子ちゃんは一番年上であることが判明。
かなりショックを受けたように見える聖子ちゃん。「年齢は関係なく、楽しみましょう」とキッパリ。
次に「ベルベットフラワー」を唄って、アコースティック・コーナーは終了。

本日収録しているDVDをいつ発売出来るか?というトークを繰り広げたあと、
「そろそろご準備お願いしますよ」という言葉を合図に「赤いスイートピー」。
聖子ちゃんは今回からツアーグッズとなった“スイートピーレイ”を首にかけて唄う。
ダンサー紹介をはさんで、いよいよ終盤の大盛りあがりタイム。まずは「Rock'n Rouge」。
45周年にちなんだセットに腰掛けた聖子ちゃん、ピンクのメイド服のような衣装が可愛い。
そしてそのままメドレーの時間。「裸足の季節」から始まり、「風は秋色」「ハートのイアリング」「白いパラソル」
「レモネードの夏」。コンサート序盤にキラーチューンを出し過ぎでどうなるかと思ったけど、まだまだたくさんある。
最後は「天使のウィンク」から「夏の扉」。イントロのスモークに加えて、火花が噴き上がる演出。

アンコール、Tシャツとスコートに45周年記念ハッピを羽織った聖子ちゃんが「素敵にOnce Again」を唄う。
そして最後は「大切なあなた」。記念すべき日にこの曲を唄う事が多いような気がする。気持ちが伝わってくる。
間奏でリボンキャノンが炸裂。アリーナに舞い落ちる色とりどりのテープが華やかで綺麗。
すべて唄い終わると聖子ちゃんは、9人のダンサーと横一列に並んでお辞儀。
最後にもう一度バンドメンバーを紹介して、コンサートは18時30分ごろ終了。

【セットリスト】
M01. 青い珊瑚礁
M02. 渚のバルコニー
M03. 秘密の花園
M04. 天国のキッス
---- ブリッジ
M05. 時間の国のアリス
M06. ピンクのモーツァルト
M07. チェリーブラッサム
---- バンド演奏
M08. Shapes Of Happiness
M09. 愛されたいの
M10. Eighteen
M11. Star
M12. SWEET MEMORIES
M13. リクエストコーナー:愛の神話~雨のリゾート~黄色いカーディガン~密林少女~いそしぎの島~マイアミ午前5時~冬の妖精~Canary~Kimono Beat~水色の朝~P・R・E・S・E・N・T~小さなラブソング~旅立ちはフリージア~You and Me and Time
M14. RAINBOW〜六月生まれ
M15. TRUE LOVE〜そっとくちづけて
M16. Romance
M17. ベルベットフラワー
M18. 赤いスイートピー
---- ダンサー紹介
M19. Rock'n Rouge
M20. メドレー :裸足の季節~風は秋色~ハートのイアリング~白いパラソル~レモネードの夏~天使のウィンク~夏の扉
アンコール 
EN1. 素敵にOnce Again
EN2. 大切なあなた

終演後、コンビニで缶ビールを買って、混雑回避を兼ねてベンチでちょっとだけ打ち上げ。
コンサートが終わって家路を急ぐ人たちの顔が幸せそうでなにより。とってもハッピーな気分。
そして埼京線で新宿駅まで戻って、南口の「紅とん」で本格的に打ち上げ。
このあたりはビジネス街なので、土曜日は空いているからちょうど良い。
カウンター席に座って、黒ホッピーを呑みながらネギ盛りと焼とん。たまらない。
けっこう長居をしてしまい、22時過ぎにおひらきにして帰宅。

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2025年6月 5日 (木)

THE MODS「THE MODS Premium Acoustic Tour 2025 "REV REHAB AROUND"」恵比寿 LIQUIDROOM

今日は恵比寿 LIQUIDROOMへ、「THE MODS Premium Acoustic Tour 2025 "REV REHAB AROUND"」を観に行く。
前回のツアー「続・約束の夜」から約3年振りとなるツアー。“REV REHAB”とは回転数を上げてゆくリハビリという意味。
森山達也の療養期間を経た昨年11月、キネマ倶楽部で行われたファンクラブ限定ライブを経ての全国ツアーとなる。
当然ながらチケットは激戦。ファンクラブ会員でも厳しい状況の中、オフィシャルHP先行で当選した私は幸せ者。
恵比寿へ行くのも久しぶり。17時に仕事を切り上げて、早めに現地入り。しばらく駅周辺をブラブラする。
恵比寿には「悪さ」をした記憶しかない(笑) そんな思い出があちこちから顔を出す。今はもう無い店も多いけど。

本日は18時15分開場、19時開演。整理番号545番とかなり遅いので、開場時間を過ぎてから会場へ。
2階の待機フロアには大勢の人。私の番号はまだまだ呼ばれそうにない。物販を覘いて時間を潰す。
時間が経つに連れて、だんだんと人が少なくなってきた。ということは本当に最後のほうなんだな。
キャパシティは1,000人だけど、本日は椅子席もあるので、600人ぐらいというところか。

19時になろうとする頃、ようやく入場することが出来た。
入口のドアを開けると、まさに演奏が始まる瞬間。予定通り19時開演なのね。
ステージ下手の一段上のフロアにちょうど良いスペースを見つける。ココならステージがよく見える。
ステージ前のエリアは椅子席になっていて、フロア後方と両サイドは立見。ビッシリと埋まっている。
ステージにはDrums:佐々木周、Bass:北里晃一、Guitar:苣木寛之、Vocal&Guitar:森山達也。
アコースティックセットという事もあり、全員が椅子に腰掛け、いつもとはちょっと違ったお洒落な衣装。
演奏は「DREAM ON」から始まり「LESS THAN ZERO」「夜のハイウェイ」と、ちょっとシブめの選曲。
だけどアコースティックという感じはまったくしない。いつものゴキゲンな“THE MODS”のサウンド。
「先生からもう治らないと言われた。どうせ治らないならやるしかないという事でこのツアーを始めた」と森ヤン。
身体の様子を見ながらという感じみたいだけど、秋か冬にはスタンディングの“THE MODS”をやるとも。

いつものように苣木Vocal曲や北里Vocal曲も有って、本当にいつも通りの“THE MODS”のライブ。
ライブ中盤からPercussion:JAH-RAH、Guitar&Banjo:KOZZY IWAKAWAが加わり、サウンドも厚みを増す。
JAH-RAHのパーカッションがものすごくイイ! ドラマーよりもこちらが本職なのかしら。
森ヤンのヴォーカルも冴えている。声がすごく出ている。改めて僕は森ヤンの「声」が好きなんだと思った。
「物価の高騰でチケット代も高くなり、みんなに大変な思いをさせている事も知ってる。
くれぐれも身体には気をつけて、また会いに来てください」という言葉に思わずグッと来てしまった。
「俺はやりたくなかったんだけど、Kozzyに頼まれて・・・」と森ヤンは言い“ジョーカータイム”。
まだまだ不安はあるのだろうけど、こうしてステージに戻って来てくれた事が単純に嬉しい。
本編最後は「WHY WHY WHY」。森ヤンは立ちあがって熱唱。本当にたまらないフィナーレ。

“MODS!”コールが巻き起こる中、メンバー4人が再びステージに登場。
森ヤンは「アコースティックライブが好きじゃないのは、どうしても喋らなければいけないから」と言いつつ、
「HIT THE TOWN」「SO WHAT」とスピード感あふれるゴキゲンなナンバーを畳み掛けていく。
「NOT FADE AWAY」をじっくりと唄いあげたあと、「不良少年の詩」で1回目のアンコールは終了。
2回目のアンコール、「それじゃあ、もう少し」と森ヤンは言って「LIVE WITH ROCK'N'ROLL」。
「感謝します 出会った事を 感謝します 逃げなかった事を」という歌詞が胸に沁みる。
そして「激しい雨が」が始まる。もはやアコースティックとは思えない熱い演奏。
「涙のワンウェイ」はみんなで大合唱。たまらない展開。そして再びステージは暗転。
3回目のアンコールは「I FAUGHT THE LAW」からの「GO-STOP BOOGIE」。
いつもとは違った選曲に森ヤンの想いを感じたライブ。20時50分ごろ終演。

久しぶりの恵比寿なので、もちろんどこかで呑んでいきたい。
行きつけの「田吾作」はイッパイだったので、通り沿いをブラブラ歩いて店を探す。
「ハジカミ」という店のカウンター席が空いているのを発見。ちょっと洒落乙な感じだけど悪くない。
肉味噌ピーマンとガツ刺しを前菜に、焼とんをメインに注文。それを生ビールと芋ソーダで流し込む。
料理が美味しいのでお酒がススむ。調子に乗って、日本酒を2合呑んでしまった。
22時半過ぎにはおひらきにして、シメは「三田製麺所」の特濃つけ麺。ちょっと食べ過ぎた。
とってもいい一日。帰る頃には午前様。。。

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2025年5月31日 (土)

KENZI「2025 クソッたれナイト BACK THE LEGEND」新宿 LOFT

今日は新宿 LOFTへ、「2025 クソッたれナイト BACK THE LEGEND」を観に行く。
昨年は“KENZI & THE TRIPS”の最後のツアーを行い、これでもう観られないのかと思ったけど、
今度は「クソナイ」が復活するという。しかもKENZI・氣志團・ロリータ18号という最高の組み合わせ。
あいにくの雨模様の中、新宿へと向かう。会場へ着くころにはものすごい雨と風。
17時30分過ぎに会場に到着。既に入場は始まっている。今日ばかりはみんなビルの下で雨やどり。
整理番号248番で入場。フロアはけっこう埋まっているので、ステージ上手の一段上のフロア2列目に陣取る。
本日は長丁場になりそうだし、ゆっくりと楽しむにはちょうどいいポジション。なかなかナイスな選択。
フロア後方は余裕があったけど、次第に埋まってきて満員に・・・なんでも500人のお客さんが入っているらしい。

予定より遅れて、18時05分過ぎにスタート。
SE「BE MY BABY」が流れる中、まずは“氣志團”の演奏が始まる。
メンバーはDrums:白鳥雪之丞、Bass:白鳥松竹梅、Guitar:西園寺 瞳、Guitar:星グランマニエ、
Dance&Scream:早乙女 光、Vocal&Guitar:綾小路 翔。なんとなく知っているけど、じっくり観るのは初めて。
オープニングのインストはドラム以外の5人がステージ前方のお立ち台に立って演奏。
ロックンロールとパンクの中間といった感じのノリ。コアなファンがペンライトを振って盛りあげている。
“氣志團”は久しぶりにLOFTで演るらしく、おまけに大好きなKENZIと同じステージに立つという事で
翔さんはメチャクチャ嬉しそう。KENZIのカバー「世紀末チルドレン」「GOOD MORNING」も飛び出す。
ファンだった頃の思い出を熱心に話していたら、「時間がない!」とマネージャーに突っ込まれる一幕も。
「落陽」という聴かせるナンバーも良かったけど、やはり「One Night Carnival」は最高に盛りあがった。
最後にPUNKヴァージョンの「MY WAY」を演奏して、18時45分過ぎに“氣志團”の演奏は終了。

ここでステージ前のお客さんがほぼ入れ替え。最前列を取るチャンスだったけどタイミングを逃してしまった。
というわけでこの位置のまま最後まで観ることにする。ガードフェンスが空いたので一歩だけ前進。
そして19時05分過ぎから“ロリータ18号”のステージ。いきなり「HONEY DANCE Ⅱ」のカバーから。
久しぶりに観る“ロリータ18号”、メンバーはDrums:吉村由加、Bass:たこち、Guitar:七蔵司、Vocal:石坂マサヨ。
すっかり変わってしまった印象だけど、ベースのたこちが復帰しているのにはビックリ! ファンなので嬉しい。
マサヨは衣装を忘れてきたと言って、完全にカジュアルなスタイル。それもまたらしくてイイかも。
「KENZIとの出会いによって人生が大きく変わって、このクソナイのステージに立っています」とマサヨ。
変わらないPUNKチューンでフロアは大盛りあがり。やっぱりイイよなぁ~“ロリータ18号”!
プラカードを掲げながら「YES, PUNK ROCK call with me!!!」を唄って、19時50分過ぎにフィナーレ。

そして20時05分ごろ、いよいよKENZIのステージが始まる。
SE「傷だらけの天使」が流れる中、ステージを覆っていたパーティションがあがると、
Drums:マーキー、Bass:サモン、Gutar:アメヲ、Vocal:KENZI が目の前に現れる。
演奏は「HAPPY NEW AGE」から始まり、「HOTニキエチマエ」「爆竹GIRL」といきなりキラーチューンの連続。
去年の一回キリで終わろうと思ったけど、サモンがどうしてもやろうと言うので今年もやります!」とKENZI。
「OK! ALL RIGHT」「CRAZY SUMMER」とハイスピードな曲に続いて、「グッときちゃう曲」という紹介で「1988」。
途中から「逃げ出しそうなX'MAS」に変わるアレンジ。この曲、ものすごく久しぶりに聴いたような気がする。
「今回は対バン形式で、いろんなお客さんが居るから合唱が少なくない?」とKENZIは言って「TRIP ROLL」。
続いて「LEADERをつぶせ」「DEAD SCHOOL」。お馴染みのナンバーの連続、もちろんみんなで大合唱。
本日は二部構成ということで、第1部のラストは「BIG COUNTRY」を演奏して20時50分ごろ終了。

休憩時間をはさんで、21時05分ごろ第2部が始まる。
41年目の「LEOSTAR 8」から始まって、写真撮影解禁ということで「BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY」。
こんな超絶盛りあがり曲で写真撮影解禁されてもなぁ~。ちょっとだけ撮って、あとは演奏に集中。
「やっぱ、結局、今しかない! 常にあんのは今よ! 今この時!」とKENZI。この素晴らしい「今」に感謝。
「クソナイ」でよく演奏していたという「THIS IS THE POWER SONG」、エンディングに「BAILEY」が挿入される。
そしてメジャーデビュー曲の「DIANA」に続いて、「最近の曲を演りたい」ということで「FIFTY FIFTY」。
第1部に比べてかなり短い印象だけど、第2部はこれで終了。

アンコール、まずはメンバー4人が登場し、綾小路 翔と石坂マサヨをステージに呼び込む。
三人でしばらく昔話に花を咲かせたあと、「HONEY DANCE Ⅱ」をセッション。順番にヴォーカルをまわす。
そして「じゃあ、あと一曲。メインヴォーカルは俺でいきます」とKENZIは言って「ROCK'N'ROCK THE ROLL」。
ステージ上に出演者全員があがり、フロアのお客さんと一緒に大合唱。本当に最高のひとときだった。
客殿がつき、お客さんは出口に向かって進み始める・・・というところで翔やんがひとりステージに登場。
わけもわからず、いつの間にかステージ上手最前列へ滑り込む。まさかのサプライズ・アンコール?
翔やんが「俺は聴きたい曲があるんだ」と「PUNK RECORDER」をリクエストしたけど却下されてしまい、
始まったのは「裏切りのうた」。翔やんはフロアにおりて最前列かぶりつき。その後頭部越しにKENZIを観る不思議。
「みんなイイ酒呑んでください。またね!」とKENZIは言い残し、21時55分ごろ終演。

【KENZI:セットリスト】
第1部
OSE. 傷だらけの天使
M01. HAPPY NEW AGE
M02. HOTニキエチマエ
M03. 爆竹GIRL
M04. OK! ALL RIGHT
M05. CRAZY SUMMER
M06. 1988~逃げ出しそうなX'MAS
M07. TRIP ROLL
M08. LEADERをつぶせ
M09. DEAD SCHOOL
M10. BIG COUNTRY
第2部
M11. LEOSTAR 8
M12. BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY
M13. THIS IS THE POWER SONG~BAILEY
M14. DIANA
M15. FIFTY
アンコール1
EN1. HONEY DANCE Ⅱ
EN2. ROCK'N'ROCK THE ROLL
アンコール2
EN3. 裏切りのうた

会場を出ると、既に雨はあがっていた。
けっこう遅くなってしまったけど、新宿駅西口の「立呑み焼きとん 大黒」で打ち上げ。
スタンディングLIVEで立ちっ放しだったのに、立ち呑みとはいかがなものかと思いつつ、
お酒もツマミも美味しくて何より気兼ねなく呑める感じがイイんだよなぁ~この店。
24時閉店なのですぐにラストオーダーになってしまったけど、思う存分呑むことが出来た。
シメは「天下一品」でこってりラーメン。6月末で閉店してしまうから、食べておかないとね。
0時40分過ぎにおひらきにして、ブラブラと歩いて帰宅。

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2025年5月25日 (日)

石川ひとみ「デビュー47周年記念日ライブ」Billboard Live YOKOHAMA

今日はBillboard Live YOKOHAMAへ、石川ひとみ「デビュー47周年記念日ライブ」を観に行く。
47年前の今日、歌手・石川ひとみが誕生。そんな記念すべき日に開催されるライブ。
1st Stageに参加する事にしたので、13時半ごろ会場最寄りの馬車道駅に到着。
開演時間までは1時間ほどある。とりあえず北仲ノット ザ・タワー横浜北仲の46階展望台へ。
ココは本当に穴場。横浜港が一望できる。あいにくの曇り空だけど、眺めはやはり最高!
そして14時10分ごろ会場入り。今日の席はS指定席14B。ステージ真正面の3列目・・・おぉ~神席。
若干の空席はあるものの、客席はイイ感じに埋まっている。

予定通り14時30分に開演。
まずはPiano:小畑貴裕、Violin:地行美穂、Viola&Violin:谷崎 舞、Violoncello:管野真衣、
Guitar:山田直毅、そして黒と赤を基調にした衣装のVocal:石川ひとみがステージに登場。
一曲目は「星のまばたき」。ストリングスをバックにしたひっちゃんの唄声、最高じゃないか。
「ひとりぼっちのサーカス」を唄ったあとMC。「47年前の今日デビューした」とひっちゃん。
続いて「45周年・40周年の曲を」という紹介で「風薫花~kazekaoruhana~」「40回目のlove song」。
今回は“石川ひとみ with Strings”ということもあって、じっくりと聴かせる曲が続く。

メンバー紹介をはさみ、「場違いかもしれませんけど」と言いながら「プリンプリン物語」を唄う。
確かにちょっと場違いかもだけど、リズムボックスをバックに「ゴー!ゴー!ゴー!」と大盛りあがり。
そしてそのまま「右向け右」へと続く。やっぱり今日という日は、デビュー曲を唄わないとね。
槇原敬之のカバー「遠く遠く」を唄ったあと、「あざやかな微笑」「三枚の写真」。
ただでさえ美しくドラマティックな曲なのに、ストリングスをバックにするとこれがまた格別。
「みなさんから頂いた熱い熱い思いを受け止めながら唄っていきたい」とひっちゃんは言ったあと、
「45周年の時に、そんな気持ちを唄った歌」という紹介で「笑顔の花」。
サビの部分での綺麗な手の動きに、いつもながらグッと来てしまった。
最後に「まちぶせ」をみんなで唄って本編は終了。

アンコール、メンバーとひっちゃんが再びステージに登場。
本日から過去のアルバムが配信されるという話から「デビューの頃の曲をやります!」とひっちゃん。
「くるみ割り人形」に続いて「ハート通信」。この曲大好きなんだよなぁ~。意味もなく気持ちが昂ぶる。
あっと言う間だったけど楽しいライブだった。15時50分過ぎに終演。

【セットリスト】
M01. 星のまばたき
M02. ひとりぼっちのサーカス
---- MC
M03. 風薫花~kazekaoruhana~
M04. 40回目のlove song
---- メンバー紹介~MC
M05. プリンプリン物語
M06. 右向け右
---- MC
M07. 遠く遠く
M08. あざやかな微笑
M09. 三枚の写真
---- MC
M10. 笑顔の花
---- MC
M11. まちぶせ
アンコール
---- MC
EN1. くるみ割り人形
EN2. ハート通信

終演後、「たかお」で天婦羅を食べようかと思ったけど、16時に晩ごはんというのは流石に早い。
というわけでとりあえず電車に乗り込み、超久しぶりに代々木上原駅で下車。
「ジャンプ」が営業していたので、カウンター席に座って呑み始める。
この店も久しぶり。雑然とした雰囲気だけど、不思議と落ち着く「ザ・吞み屋」という感じ。
生ビールと黒ホッピーを呑みながら、ポテトサラダと揚げ餃子とアジフライ。安くて旨い。
19時には店を出て、駅ビルの「蕎麦 うえはら」で二次会。八海山を呑みながら肉そば。
20時前にはおひらきにして、ブラブラと歩いて帰宅。いい一日だった。。。

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2025年5月23日 (金)

MAX「MAX 30th LIVE CONTACT 2025 Ways To Go ~Another Edition~」新歌舞伎座

16時40分過ぎに再び出かける。
今夜は新歌舞伎座へ、「MAX 30th LIVE CONTACT 2025 Ways To Go ~Another Edition~」を観に行く。
昨年2月の荻野目洋子ライブで共演していたのを観て以来ずっと、その単独ライブを観たいと思っていた“MAX”。
今回ようやくそのチャンスが巡ってきたのだけれど、18日の東京公演は別件とかぶっていたので断念。
それならばということで、大阪公演を観ることにしたのだ。新歌舞伎座も行ってみたかったし一石二鳥。
ホテルから20分ほど歩いて会場に到着。「上本町YUFURA」というビルの6階、ひとまず行ってみる。
時間が早いのでお客さんはまだあまり居ない。先行物販の真っ最中というのでジュエルサインライトを購入。
それからしばらく上本町駅周辺を散策。良さげな吞み屋があったら良いなと思ったけど発見できず。
18時10分ごろ会場入り。今日の席は1階11列3番。ステージ下手端の11列目、まずまずのポジション。
歌舞伎の会場ということもあり、3階席を含めてどの席からもステージが近い設計のように見える。

予定より少し遅れて、18時30分過ぎに開演。
ステージ中央のスクリーンにオープニング映像が映し出されたあと、
ステージ後方のお立ち台にNANA、REINA、LINA、MINA が登場。黒を基調にしたコスチューム。
最新曲「BOOM BOOM BON-BA-YEA」でスタート。お客さんはいきなり総立ち。会場はダンスフロアと化す。
バンド演奏ではなくバッキングトラックに合わせて、4人のダンサーと共に“MAX”の4人がパフォーマンス。
とにかくカッコいい! アゲアゲのビートに乗せて、ユニゾンで唄い、完璧なフォーメーションを見せつける。
MCではメンバーそれぞれの特徴を活かしたトーク。ちょっとグダグダなところもギャップがあってイイ。
大阪でライブを行うのは8年ぶりだそうで、「懐かしい曲から新しい曲まで、お祭り気分で楽しみたい」と宣言。
「銀河の誓い」「Give me a Shake」「パルテノン」等のシングル曲、アルバム「MAXIMUM」「MAXIMUMII」等の収録曲、
まさに新旧織り交ぜた選曲。“MAX”初心者ゆえに個人的には知らない曲も多いけど、ノリノリで楽しむ。

バックダンサー4人によるSPACYなパフォーマンスの間に、“MAX”の4人はカラフルな衣装にチェンジ。
これまでのイメージとは違った可愛らしさがあって、“MAX”の魅力をまたひとつ発見したという感じ。
ライブ中盤で「TORA TORA TORA」「GET MY LOVE!」のキラーチューン二連発! こりゃあ~もうたまらん。
ステージが暗転している間に水分補給をするのだけど、その間もずっとしゃべっているところがお茶目。
「この暗闇トーク、楽しいらしいよ」ということで、「いま話している私は誰でしょう?」の即席クイズコーナーも(笑)
“MAX”の歴史を辿るような映像をはさんで、白い衣装に身を包んだ4人が「I will」「一緒に…」を唄う。
アゲアゲな曲もイイけど、こういうしっとりとしたバラードもイイんだよなぁ~。“MAX”のもうひとつの魅力。
新曲の「ALDEBARAN」を披露したあと、「いよいよ後半戦ですよ。ラストまでノンストップでいきます」と言って、
「Ride on time」「あの夏へと」「閃光-ひかり-のVEIL」「MAGIC」「Easy Easy」を立て続けに唄って本編は終了。

アンコール、白のツアーTシャツ姿の“MAX”4人と、黒のツアーTシャツ姿のダンサー4人が再びステージへ。
まずは「TORA TORA TORA」のインストをバックに、客席に向かってサインボール投げ。
そのまま「Seventies」を唄ったところでMC。メンバーひとりずつ丁寧に挨拶。それぞれの人柄が感じられる。
「MAXを好きになってくれてありがとう!」と叫んでから、「Lovin' Me」を唄い踊って20時40分過ぎに終演。

【セットリスト】
---- OPENING MOVIE
M01. BOOM BOOM BON-BA-YEA
M02. Love is Dreaming
M03. 銀河の誓い
---- MC
M04. Give me a Shake (2019mix)
M05. パルテノン
M06. Never gonna stop it
M07. Shinin'on-Shinin'love
M08. Festa
---- Dancer's Performance
M09. Midnight Lover
M10. LOVE LOVE FIRE
M11. Dracula -ドラキュラ-
M12. TORA TORA TORA (2019mix)
M13. GET MY LOVE! (2019mix)
---- MC
M14. Tacata'
M15. 情熱のZUMBA
---- MAX 1995-2025 History Movie
M16. I will
M17. 一緒に…
---- MC
M18. ALDEBARAN(新曲)
---- MC
M19. Ride on time
M20. あの夏へと
M21. 閃光-ひかり-のVEIL
M22. MAGIC
M23. Easy Easy
アンコール
---- TORA TORA TORA (Instrumental) サインボール投げ
EN1. Seventies (2019mix)
---- MC
EN2. Lovin' Me

けっこう遅い時間になってしまった。
金曜日の夜、千日前まで戻っても混んでいそうなので、このあたりで呑もうと店を探す。
「うえほんまちハイハイタウン」の地下に呑み屋街があるのを発見! ニュー新橋ビルみたいな感じ。
カウンターだけの屋台のような造りの「天山閣 ハイハイ横丁」で呑むことにする。
21時半ラストオーダー/22時閉店だったけど、生ビール・チューハイ×2・日本酒としっかり楽しむ。
つまみはポテトサラダ・串カツ・さきいか天・どて焼・・・大阪っぽいラインナップで言うことナシ。
たくさん呑み喰いしたので、酔い覚まし・腹ごなしのため道頓堀をブラブラ。予想通りの大賑わい。
二次会へ行きたかったけど、お腹がパンパンだったので断念。24時前にはホテルに戻る。

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2025年5月22日 (木)

荻野目洋子「40th Anniversary 荻野目洋子 SPECIAL LIVE 2025 -FINAL-」LINE CUBE SHIBUYA

今日はLINE CUBE SHIBUYAへ、「40th Anniversary 荻野目洋子 SPECIAL LIVE 2025 -FINAL-」を観に行く。
昨年から始まった荻野目ちゃんのデビュー40周年記念ツアー、いよいよ本日がファイナル。
個人的には昨年2月のLINE CUBE SHIBUYA以来の参加。つい先日のような気がするけど一年以上前。
時の流れの早さを感じつつ、バスに乗って渋谷へ。いつも通りに早めに行ったら、先行物販の真っ最中。
アーティスティックなプリントのTシャツが魅力的だけど、ギリギリのところで今回はガマン。
そしてしばらく時間調整したあと、18時15分ごろ会場入り。今回の席は1階14列28番。
ステージまではそれなりの距離だけど、段差があまり無いのでちょっと観にくい。
本日のチケットはソールドアウトということで、3階席までビッシリのお客さん。

開演予定時間の16時30分を回ったころフロアが暗転。
これまでの歴史を振り返るような映像が流れたあと、ドラム・ベース・ギター・キーボードという編成のバンド、
そしてカラフルなジャケットを羽織った荻野目ちゃんがステージに登場。相変わらずキュートな荻野目ちゃん。
まずは「無国籍ロマンス」「恋してカリビアン」「心のままに ~I’m just a lady~」を続けて唄ったあと、
「私の人生にとって大切な曲」という紹介で「Dance Beatは夜明けまで」。お客さんは総立ち。
続いて「六本木純情派」。二人のダンサーも加わって、会場全体が巨大なダンスフロアと化している。
お客さんからのメッセージを読みあげるコーナーに続いて、リクエストに応えて「ROCK MY LOVE」。
それから「湘南ハートブレイク」「湾岸太陽族」「悲しきヘアピン・サーカス」と、シングル曲を立て続けに唄う。
「さよならの果実たち」「ギャラリー」は、アダルトでムーディーなJazzアレンジで披露。これもまた悪くない。
「ここから先は一緒について来てください!」という言葉から、「スターダスト・ドリーム」で客席は再び総立ち。

ここでゲストの岸谷 香がステージに呼び込まれる。ラインストーンでかたどられたダイヤモンドのTシャツ姿。
まずは岸谷がキーボードを弾き、二人一緒に「M」を唄う。イントロを聴いただけで、なんだか鳥肌が立った。
荻野目ちゃんはお色直し(笑)のためいったん退場して、岸谷ひとりギター弾き語りで「ボディガード」。
そして再びバンドが加わって「Diamonds」。いやぁ~懐かしい! やっぱりこの曲は意味もなくアガる。
衣装チェンジした荻野目ちゃんが途中から加わり、ステージ上は華やかさを増す。あぁ~80年代!
メンバー紹介をはさんで、「一曲でも多く唄います」と荻野目ちゃんは言い「DEAR ~コバルトの彼方へ~」。
荻野目ちゃんはウクレレを手に取り、児童労働反対の活動を通じて生まれた曲「宝石 ~愛のうた~」を唄う。
続いて“荻野目ちゃん”というニックネームをモチーフに作ったというナンバー「ニックネーム」。
フォーキーなタッチの曲と、バリバリのダンスナンバー。どちらもバッチリ唄いこなす荻野目ちゃん。
「ここからはノンストップで行きますよ!」との言葉から「北風のキャロル」「ストレンジャーtonight」「コーヒー・ルンバ」。
「今日は最高潮に盛りあがっております!」とノリノリな荻野目ちゃん、「いよいよあの曲!」という紹介に続いて、
コール&レスポンスの練習をしたあと「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」。いやぁ~もう最高!
そして最後に「昨日より輝いて」で大いに盛りあがって本編は終了。

「ヨーコ! ヨーコ!」というアンコールの声が鳴り響く中、荻野目ちゃんが再びステージに登場。
アンコールならではのツアーTシャツをアレンジした衣装、荻野目ちゃんのイメージにピッタリ。
ダンサーによる振り付けのレクチャを受けたあと、最新のダンスナンバー「Let's Shake」をみんなで踊る。
次のライブの予定を発表したあと、最後に「夏のステージライト」をじっくりと唄ってフィナーレ。
最後にみんなで記念撮影をして、イメージ映像が流れる中、20時50分過ぎに終演。

【セットリスト】
M01. 無国籍ロマンス
M02. 恋してカリビアン
M03. 心のままに ~I’m just a lady~
M04. Dance Beatは夜明けまで
M05. 六本木純情派
M06. ROCK MY LOVE
M07. 湘南ハートブレイク
M08. 湾岸太陽族
M09. 悲しきヘアピン・サーカス
M10. さよならの果実たち
M11. ギャラリー
M12. スターダスト・ドリーム
M13. M [w.岸谷 香]
M14. ボディガード [岸谷 香]
M15. Diamonds [w.岸谷 香]
M16. DEAR ~コバルトの彼方へ~
M17. 宝石 ~愛のうた~
M18. ニックネーム
M19. 北風のキャロル
M20. ストレンジャーtonight
M21. コーヒー・ルンバ
M22. ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)
M23. 昨日より輝いて
アンコール
EN1. Let's Shake
EN2. 夏のステージライト

終演後、まだ時間も早いので呑んでいく事にする。
立呑み屋「ほていちゃん」へ行きたい気分だったのに、なんとっ!3月で閉店していた・・・。
料理の品数が豊富で値段も安くて、気楽に呑めて好きだったのになぁ~残念。
というわけで久しぶりの「鳥市」へ。思っていたより空いていて、それはそれで心配になってしまう。
それはさておき、いつものようにカウンター席でのんびりと呑み喰いする。この店は落ち着いて呑める。
ツマミはいつも通り、ドリンクもいつも通り・・・それでイイんだと思う。
22時半にはおひらきにして、バスに乗って帰宅。

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2025年5月18日 (日)

竹内まりや「souvenir 2025 mariya takeuchi live」日本武道館

今日は日本武道館へ、竹内まりや「souvenir 2025 mariya takeuchi live」を観に行く。
竹内まりや、11年ぶりの全国アリーナツアー。個人的には2010年以来、15年ぶりの参加。
2021年に予定されていたツアーはコロナ禍で中止になってしまったので、そのリベンジでもある。
今回のツアーは4月15日の名古屋から始まっており、大阪~仙台~福岡と巡って昨日と今日が日本武道館。
せっかくなので「ご当地プレート」をゲットしようと思い、13時過ぎに会場の日本武道館へ。
販売開始は14時30分。列はまだそれほど長くなくて、これなら余裕で買うことが出来そうだ。
2階のバルコニーに並ぶ形。そのうち折り返して、かなりの大行列になってきた。
予定通り14時30分に販売開始。10分ほどで自分の番がやって来て、欲しいものを無事にゲット。
開演までは3時間以上ある・・・。いったん帰ろうかと思ったけど、あたりを散策する事にする。
フォトスポットで写真を撮ってもらったあと、北の丸公園で読書。暑くもなく寒くもなくてちょうど良い。
開演時間が近づいて来たので会場に戻る。17時に開場しているので、本人確認もスムーズ。
今日の席はアリーナB4ブロック 4列1番。ステージ下手寄り、実質的には17列目。
ちょっと見にくいかと思ったけど、女性が多いからか前の人の頭はそれほど気にならない。
客席を見渡すと、2階スタンドのてっぺんまでお客さんでギッシリ。なんだか凄い雰囲気。

予定より遅れて、17時10分ごろ開演。
英語のナレーションが流れる中、Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Guitar:鳥山雄司、
Keyboards:難波弘之、Keyboards:柴田俊文、Sax:宮里陽太、Chorus:ハルナ・ENA・三谷泰弘、
そしてGuitar:山下達郎がスタンバイ。達郎さんがステージ中央に出てきて、テレキャスをつま弾く。
一曲目は「アンフィシアターの夜」。白と黒のストライプの衣装を着て、Vocal:竹内まりやが唄い出す。
続いて「家に帰ろう ~マイ・スイート・ホーム~」が始まると、まりやさんは黒い詰襟のジャケットに早変わり。
この曲と次の「マージービートで唄わせて」は、ギターをかき鳴らしながら唄う。凛としていてカッコいい。
「Forever Friends」を唄い終わりステージが暗転。再びライトが当たると、ストライプのシャツ姿に変身。
ここでMCとなり、今回のツアーには50万人の応募があった事や、日本武道館にまつわる思い出を話す。

ニューアルバムから「歌を贈ろう」を披露したあと、RCA時代の懐かしいナンバーを演奏するコーナー。
Jazzyな雰囲気で「五線紙」を演奏したところで、ハルナさん・ENAさん・三谷さん・達郎さんがステージ中央に。
そしてアカペラで「リンダ」を唄う。完璧なコーラスに包まれて、伸びやかに唄うまりやさんが印象的。
「ブルー・ホライズン」を唄ったところでまりやさんはひとまず退場して、バンドによるソロまわし。
「象牙海岸」のイントロと共に、シルバーのキラキラ輝く衣装に着替えたまりやさんが登場。
RCA時代のナンバーはここまで。「曲のひとつひとつに思い出があり、それが走馬灯のように蘇る」とまりやさん。
続いて「みなさん、お疲れ生です」という言葉と共に「元気を出して」が始まる。ジーンと心に沁みる歌詞。
そしてマツコ・デラックスが「一番好きだ」と言っていたという「告白」、今回初めてフルサイズで唄ったらしい。
ソチオリンピックでの浅田真央選手をモチーフにした「静かな伝説」を唄ったところでステージは暗転。

デビューからの軌跡を振り返るような映像の上映をはさんで、ライブはいよいよ終盤に突入。
白いブラウスにロングスカートに着替えたまりやさんが「カムフラージュ」を唄う。この曲もまた名曲。
ここでメンバー紹介。「私のライブにはもれなく山下達郎がついてくる」とはよく言ったものだ(笑)
この日の達郎さんは、エレキギター・アコースティックギター・キーボード・コーラスに大活躍。
「このへんで賑やかな曲をやってみたいと思います」とまりやさんは言って「幸せのものさし」「J-BOY」。
エンディングではステージ左右から銀テープが打ち上げられる。こういう華やかな演出もイイ。
続けざまに始まったのは「プラスティック・ラヴ」。達郎さんのヴォーカルもたっぷり聴けて嬉しい。
「3月20日に70歳を迎える事が出来ました。こんなに長い間、音楽を続けてこられた事を感謝します」とまりやさん。
その言葉のあとに聴く「人生の扉」はまた格別。自分の人生を重ね合わせて、じっくりと聴き入ってしまった。
ステージバックのスクリーンに歌詞が映し出される演出もまた良かった。本当に素敵な歌詞。
最後に「駅」をじっくりと唄いあげて本編は終了。

アンコール、銀色のキラキラ光る乗馬パンツに「M」のイニシャルの入ったトップスに着替えたまりやさん。
自身のグッズと“SUGAR BABE”のアルバムの宣伝に続いて、「All I Have To Do Is Dream」を達郎さんとデュエット。
「September」が始まったところでお客さんは総立ち。スクリーンに当時の映像が映し出される。
まりやさんはステージ左右の花道に出て、お客さんの顔を確認するように唄う。本当に楽しんでいる感じ。
続く「不思議なピーチパイ」では、スクリーンでスーパーマリオのようなまりやちゃんが躍動する。
ここでバンドメンバーは退場。「ありがとうございます。お疲れ生です」と声を掛けるまりやさん。
ステージが少しだけ暗転した間に、まりやさんは赤いドレスに衣装チェンジ。どよめくお客さん。
そして「みなさんに出会えたこと、生かされていることに感謝を込めて」ということで「いのちの歌」。
ステージ上空の円形セットに歌詞が映し出され、心の中で一緒に唄う。その場に居た全員がそうしていたと思う。
「またいつかお会いしましょう」と言いながら、まりやさんは何度もお辞儀をしてステージを去って行った。
ステージバックのスクリーンには「皆さん、ありがとう。またお会いしましょう!」の文字。20時45分終演。

【セットリスト】
M01. アンフィシアターの夜
M02. 家に帰ろう ~マイ・スイート・ホーム~
M03. マージービートで唄わせて
M04. Forever Friends
M05. 歌を贈ろう
M06. 五線紙
M07. リンダ
M08. ブルー・ホライズン
M09. 象牙海岸
M10. 元気を出して
M11. 告白
M12. 静かな伝説
---- 映像上映
M13. カムフラージュ
M14. 幸せのものさし
M15. J-BOY
M16. プラスティック・ラヴ [w.山下達郎]
M17. 人生の扉
M18. 駅
アンコール
EN1. All I Have To Do Is Dream [w.山下達郎]
EN2. September
EN3. 不思議なピーチパイ
EN4. いのちの歌

開演時間が早かったので、時間はまだ21時過ぎ。
とりあえず地元まで戻って、駅前の「磯丸水産」で打ち上げ。
日曜日だけど結構賑わっている。カウンター席でのんびりと呑み出す。
以前と比べてメニューが減ったような気がする・・・ハムカツが食べたかったな。
それでも存分に満喫して、23時過ぎにはおひらき。今夜はシメるのはやめておいた。

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2025年5月17日 (土)

金子マリpresents 5th element will「金子マリpresents 5th element will」下北沢 440(four forty)

今日は下北沢 440(four forty)へ、“金子マリpresents 5th element will”のライブを観に行く。
月に一度のマリちゃん下北沢ライブ、今年は2月以来の参加。時が経つのは本当に早い。
いつものように少し早めに出かけて「disk union」へ寄り道。掘り出し物はなかったけど、楽しいひととき。
開場時間が近づいて来たので会場へ。予定通り18時に開場して、整理番号1番で入場。
お気に入りの最前列中央の席へ。開演時間が近づくにつれて、客席はほど良い感じに埋まっていく。

予定より遅れて、19時10分ごろ開演。まずは“gnkosaiBAND”。
Drums&Poet:gnkosai、Synthesizer:オカザキエミ、Guitar:足立PANIC壮一郎 がステージへ。
波のSEから演奏は静かに始まり、独特の浮遊感あふれるサウンドが展開されていく。
次第にビートが強調されていくけど、決して熱くはならない。あくまでもクールな印象。
オカザキさんはベースとシンセサイザー、そしてヴォーカルまで担当。その存在感が増している。
足立さんは黙々とギターを弾きまくる。決して派手ではないけど、演奏が終わる頃には汗だく。
gnkosaiのドラムは相変わらずパワフルで、語りかけるようなヴォーカルが印象的。
45分ほどで演奏は終了。セットチェンジに入る。

そして20時15分頃から、“金子マリpresents 5th element will”の演奏が始まる。
Drums:松本照夫、Bass:大西 真、Keyboards:石井為人、Guitar:窪田晴男、Guitar:森園勝敏 の
バンドだけでまずは「Green Onions」を演奏して、森園さんヴォーカルの「ZIPPOのライター」へと続く。
次は再びインストで“四人囃子”の「レディ・ヴァイオレッタ」。このバンドだけのパートがまたイイんだよな。
今日はキーボードの位置が微妙に違っていて、いつもは見えない森園さんのギタープレイがよく見える。
そしてVocal:金子マリが加わって「星」。いきなりバラードで始まるとはちょっと驚きの展開。
マリちゃんの髪型がカーリーヘアになっていて、昔のマリちゃんに戻ったような印象。
続いてVocal:北 京一が加わり、メンバー全員が揃って「Cry Baby」を演奏。

マリちゃんと北さんの夫婦漫才のようなトークは、相変わらず支離滅裂で楽しい。
先日出演した「春一番」が今回で最後だから大盛況だったという話から、話題がどんどん変わっていく。
MCが終わらないうちに中西さんがベースを弾きだし、前回も披露された新曲の「病気」。
ところどころ間違えた二人に対して、「良い時は良いので、皆さん来月も来てください」と窪田さんがフォロー。
「夕焼けのバイク」をしっとりと唄いあげたあと、全員がコーラスをとって「風は吹かない」。
マリちゃんは珍しく麦茶を飲んでいる。「毎日呑んでいると、酔っぱらっているかわからなくなっちゃうから」とポツリ。
二人のトークは、「昔はよく停電した」という話から「不二家で何を食べるか」という話に。本当に話題が豊富。
久しぶりに聴く「現代生活」に続いて「彼女の笑顔」。そして松本さんヴォーカルで三連のロッカバラードを一曲。
これは新しい展開。唄えるドラマー・松本さんのヴォーカルは、とってもスウィートで心に沁みる。
そして「忘れ物音頭」「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」を続けて演奏して本編は終了。

アンコール、「楽屋の首脳会議で決まった」という事で、窪田さんヴォーカルで「おやすみGood night」。
「これじゃ締まらないと思うんですよ」という窪田さんに、「締めるんだよ!」と突っ込むマリちゃんと北さん。
かなり意表を突いた展開だけど、これがなかなか良かった。全員がヴォーカルをとれるバンド。
最後にマリちゃんと石井さんがステージに残り、「Little Person」を演奏して21時55分過ぎに終演。

【金子マリpresents 5th element will:セットリスト】
M01. Green Onions
M02. ZIPPOのライター
M03. レディ・ヴァイオレッタ
M04. 星
M05. Cry Baby
M06. 病気(新曲)
M07. 夕焼けのバイク
M08. 風は吹かない
M09. 現代生活
M10. 彼女の笑顔
M11. (松本照夫ヴォーカル曲)
M12. 忘れ物音頭
M13. ゴロワーズを吸ったことがあるかい
アンコール
EN1. おやすみGood night
EN2. Little Person

けっこう遅くなってしまったけど、せっかくなので下北沢で呑むことにする。
「もつ焼き ばん」を覘いてみたら、珍しく空いていたのですかさず入店。
タン刺しともつ焼きをつまみながら、生ビールと黒ホッピーをのんびりと楽しむ。
440(four forty)で既に2ドリンク呑んでいるので、かなり呑み過ぎた感じ。
でもイイ夜だった。23時半にはおひらきにして、小田急線に乗って帰宅。

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2025年5月 9日 (金)

土屋公平「土屋公平 LIVE 2025 BLUE & GO-GO TOUR AGAIN」西川口 Hearts

今日は西川口 Heartsへ、「土屋公平 LIVE 2025 BLUE & GO-GO TOUR AGAIN」を観に行く。
4月21日の福岡から始まった今回のツアー、全国7ヶ所を回って本日が最終日。
Heartsは公平のホームグランドと言っても良い会場。観やすくて雰囲気も良いので、私も大好きな会場。
距離的にはちょっと遠いんだけどね・・・。15時過ぎには仕事を切り上げて、早めに現地へと向かう。
このところ目安にしている「行くべき時間の1時間前」、今回であれば開場時間18時30分の1時間前に現地入り。
いつもは行くことが無い、会場とは反対側の西口界隈を探索。こちらの方がよりディープな雰囲気。
イイ感じの呑み屋がたくさんある。外国籍の方の店が多いのかな。「東横イン」の傍には鉄則通りの歓楽街。
開場時間が近づいて来たので会場へ。いつもの顔ぶれを発見して、何故だかホッとする。
予定通り18時30分に開場して、入場整理番号:A-038で入場。まずまずの番号かな。
ステージ上手の4列目、狙い通りの通路際。自分的には大満足のポジション。
今回は先着80人が椅子席で、それ以降の人は立見というスタイル。

予定より遅れて、19時10分ごろ開演。
ステージ下手にBass:多田尚人、下手にDrums:Jah-RahとSax:甲田伸太郎、
そして中央にはもちろんナポレオンジャケットを着たVocal&Guitar:土屋公平。
演奏はアップテンポのナンバー「Jiving Honey Bee」から始まり、メンバー紹介をはさんで、
「おれと悪魔のBlues」「スペードのクイーン」とどっぷりとディープなBluesナンバーが続く。
「Bluesばかり演っているとシーンとしちゃうけど、好きだから演ってるんだ」と公平。うん、それでイイ。
インストナンバー「黒猫、夜を行く」では、オルガンとホーンの音が重ねられてゴージャスな雰囲気。
「浮気なルーシー」を演奏したあと、「明かりのBlues」「僕と焔のBlues」「黒鼠のBlues」とBluesが続く。
本当にBluesが好きなんだなぁ~。一言でBluesと言っても、いろいろな曲調があるものだ。

それにしてもギターの音が良い。太いけどクリアでキラキラと輝いている。お客さんからもそんな声がかかる。
ギュインとギターを唸らせて「根無し草なら」を演奏したあと、ツアータイトル曲の「Blue & Go-Go 2025」。
今回の選曲はアルバム「Struck a Blue Guitar」「午前三時の残光」の曲が中心だけど、新曲が多いのも特徴。
この曲もニューアレンジ。公平はお客さんに立ちあがるよう促して、ここから以降はダンスフロアと化す。
「JUNGLE LOVE」「デルタクイーン号で河を下り」「More Groovin' Kohey」、定番だけどたまらない展開。
客席に下りてきてギターを弾きまくる公平。伸太郎もステージ最前まで出てサックスを吹きまくる。
本編最後は「Struck a Blue Guitar」。公平の決意が垣間見られるような歌詞が好きだなぁ~。

アンコール、「呼んでくれてサンキュー!」と言いながら、メンバーが再びステージに登場。
公平はルンバBluesが好きということで、ルンバ調の新曲「Jo Jo Rumba」を披露。
公平の音楽の幅はものすごく広い。ダンスミュージックはほとんど網羅しているのでは。
続く「クレイジー・ホース」では二度目の客席乱入。先ほどは下手側だったけど、今回はこちら上手側。
ギターを弾きながら通路を練り歩く。フロア後方まで行ってステージに戻る・・・と思いきや再びこちらへ。
そんな動きを三回ほど繰り返す。至近距離でそんなことをされたら、こっちはもう~たまらない。
追い打ちをかけるように「僕はファンキー」、そしてギターをギュイーンと唸らせて「光るゼブラのブギー」。
すっかりヒートアップしたフロア。最後は「二人の陰が重なる時」でクールダウンして、21時15分過ぎに終了。

【セットリスト】
M01. Jiving Honey Bee
M02. おれと悪魔のBlues
M03. スペードのクイーン
M04. 黒猫、夜を行く
M05. 浮気なルーシー
M06. 明かりのBlues
M07. 僕と焔のBlues
M08. 少年とギター
M09. 黒鼠のBlues
M10. 根無し草なら
M11. Blue & Go-Go 2025
M12. JUNGLE LOVE
M13. デルタクイーン号で河を下り
M14. More Groovin' Kohey
M15. Struck a Blue Guitar
アンコール
EN1. Jo Jo Rumba
EN2. クレイジー・ホース
EN3. 僕はファンキー
EN4. 光るゼブラのブギー
EN5. 二人の陰が重なる時

終演後はCD&Blu-ray購入者を対象としたサイン会。
発売されたばかりのニューアルバムを購入したので、久しぶりに参加。
なんか気の利いたことを言いたかったけど、公平の真っ直ぐな目を見るとそうもいかず。
でも嬉しかったからイイや。

西川口は魅力的な街だけど、ココで呑んだら帰るのが面倒になりそう。
というわけで電車に乗り込み、とりあえず新宿駅まで戻る。
時間は既に22時半・・・時間的にどうかな?と思いつつ「大黒」へ。
普通にカウンターに通されて、普通に呑み喰いする。店内も賑わっている。
だけど23時半のラストオーダーが過ぎたら、みんな続々と帰っていく。
良いお客さんばかり。良い店には良いお客さんが付くんだな。
シメは「天下一品」。こってりラーメンに“にらニンニク”をトッピング。
この店は6月に閉店してしまうとのこと。いつも混んでいるのに残念だ。
時間は24時40分。既に電車が無くなっているので、ブラブラと歩いて帰宅。

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