村越弘明「村越弘明 TOUR 2025 庭師のシャッフル」KT Zepp Yokohama
今日はKT Zepp Yokohamaへ、「村越弘明 TOUR 2025 庭師のシャッフル」を観に行く。
このところ“The Street Sliders”や“Joy-Pops”での活動が続いていたHARRY。
それはそれで嬉しいのだけど、ここらでソロも観てみたい!という願いが叶った今回のツアー。
5月9日の福岡から始まって9月5日の豊洲まで全10公演。チケットは激戦だったけど、なんとか3公演を確保。
というわけで個人的には2019年以来のソロライブ。ちょっと大きめの会場だけど楽しむしかない。
雨模様の中、会場最寄りのみなとみらい駅に着いたのは17時半ごろ。しばらく時間調整。
そして18時10分ごろ会場入り。今日の席は2階L列41番、2階の最後列・・・この会場でステージから一番遠い。
だけど満員の客席を見るにつけ、今ここに居られるだけでもラッキーだなぁ~と実感。
ほぼ予定通り18時30分ごろ開演。
ステージ上空には3つのシャンデリア、ステージバックには赤い重厚なカーテン。
そしてステージ中央にマイクスタンドと、エレキ用とアコギ用のアンプが1台づつ。
帽子をかぶりコートを羽織って、HARRYがステージに登場。独特の緊張感が漂う。
いつものように「HELLO!」と叫んだあと、「Still Crazy」からライブが始まる。
客席から飛ぶ声援に反応しながら、「唄とギターのHARRYです」と自己紹介。
HARRYは言葉少なに曲を紹介して、エレキとアコギを持ち替えながら次々に演奏していく。
圧倒的な唄声、そしてギター。変に隙間を埋めようとしない、音の途切れ目やノイズでさえHARRYの音。
2階の最後列のこの席まで、HARRYの思いがビシビシと伝わってくる。ステージとの距離を全く感じさせない。
ソロ曲が中心のセットリスト。そうだよ!これが観たかったんだ。東京 三多摩のブルース。
1階席は最初から総立ちのようだったけど、2階席は座ってじっくり聴くスタイル。それがまた良かった。
「そろそろちょっとアップなヤツをやろうかな?」とHARRYが言い、「MORE TOUGH」を唄い出したところで
私は立ちあがってその音に身を任せる。最後列はこういう自由があるのでイイ。会場の全てが見える。
HARRYのテーマソングだと言う「放蕩息子」に続いて、スライダーズのナンバーから「Pace Maker」。
客席からの声援に、「自由な発言が出るってのはイイよな。楽しんでる証拠。イイじゃん!」とHARRYは上機嫌。
最後もスライダーズの「Easy Come, Easy Go」。2階席も総立ちになって、大盛りあがりのうちに終了。
ちょっと長めのアンコールのあと、HARRYが再びステージに登場。
「俺が書いた曲じゃないけどいい曲なんで、昔からライブでやっていた曲」という紹介で「Baby It's You」。
“The Beatles”もカバーしたリズム&ブルースの名曲。HARRYの唄声で聴くとまた違った味わい。
最後の曲は「You Gatta Move」。HARRYはボトルネックバーを駆使して、スライドギターを聴かせる。
「横浜! 2階! 一番後ろ!」というHARRYに思わず興奮。お客さんの事を見ていてくれているんだな。
「また逢おうぜ! THANK YOU!」と言い残し、サティの「ジムノペディ」が流れる中、20時15分に終演。
会場の外へ出るとものすごい雨・・・。だから一目散にみなとみらい駅へと急ぐ。
渋谷駅まで先に到着するというので、20時52分発の急行を待つ。
この時間は空いているかな?と思ったら、横浜スタジアムでコンサートがあったらしく激コミ。
満員の電車に揺られて、21時半過ぎに代々木公園駅に到着。雨は小降りになっている。
「麺屋アシタマ」を覘いたら珍しく空いていたので、そのまま吸い込まれて打ち上げに突入。
生ビールと酎ハイが旨い。最高のライブを観たあとは、決まって最高の酒が呑める。
シメに辛麺を食べるか?まぜそばを食べるか?で迷ったけど、いつも通りにカレー辛麺を選択。
やっぱり最高のシメ! いい一日だった・・・。23時ごろおひらきにして帰宅。
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